カフェプミピキ-2020/10/16(金)

カフェプミピキ

すっかり秋だなあ
つまに頼まれた買い物も済んだし、コーヒーでも飲んで少し休憩するか
あそこに「カフェプミピキ」ってあるな 寄ってみるか

カランコロンプミピキブンブンバキムシャー♪
ななな、何だ？
「いらっしゃいましぇ お好きなお席にどうじょ」
メイドさん風の制服か かわいいな ここに座るか
「ホットコーヒーお願いします」
「お客しゃま、ただいますり去る夏を惜しむスペシャルメニューの『さよなら夏の日』がございしゅがどうでしゅか？ デザートと飲み物のセットでございましゅﾌﾟﾐｰ」
「へぇ、面白そうだね それをお願いします 飲み物はホットコーヒーで」
「申し訳ございましぇんが、飲み物はアイスコーヒー限定になってましゅ」
まあ、店内は暖かいからいいか
「スペシャルメニューひとつでしゅ」
「まかしときーﾋﾟｷｰ」
「お待たせしました 運んでくる前に目をつぶってくだしゃい スペシャルでしゅから」
「ああ、はい」
俺は目を閉じた ｶﾀｶﾀという音とひんやりした空気を感じた
ｶﾀﾝ
「あい、お客しゃま目を開けてください」
なななななんだっこれは？
「ひいっ」
「スペシャルメニューのカツオのかき氷を持ったカオナシかき氷しゃんでしゅ」
「腕によりをかけて作ったでーｷｭﾙﾙﾝ」
それにアイスコーヒー いくらなんでも体が冷えるよ
「さあ、とけないうちにどうじょ」
うううー頭がキーンとくる(目を閉じる)

「ピキしゃん、おいしそうにたべてましゅよ」
「当たり前や ぎょうさん氷をつこうてるしな」