もりまもる-2021/05/23(日)-水飲み場の泉〜金のおリンゴ？

もりまもる
今日は彼の身に起きた不思議な話をクビブンブンとワーレーに聞かせていた

「その話は本当でしゅか」ｵﾒﾒ ｷﾗｷﾗ
「あの水飲み場の泉にそんな妖精が住んでたなんて知らんかったやで」
「ほら、これが落とした木のオノでこっちが妖精さんにもらった金のオノと銀のオノだよ」

彼がそう言うとクビブンブンとワーレーはｸﾞｯﾌｸﾞｯﾌといいながらススゥ～と消えてしまったのだった

「この泉でしゅね、おリンゴを落としましゅよ ｸﾞｯﾌ！それ、ぽーい」
「きっと蜜たっぷりの金と銀のリンゴがもらえるやで！それ、ぽーい」
ふたりは泉に大切なおやつのリンゴを一つずつ投げ入れたのだった

ｸﾞｯﾌｸﾞｯﾌ
ﾆﾁｬｱ
ｸﾞｯﾌｸﾞｯ…

「あれ、誰もでてきましぇんね…どうしたんでしょうか」
「おーい、リンゴ落としたやで 誰か出てこんかーい」

するとまばゆい光とともに泉の妖精が現れたのだった

「ﾌﾟﾙｯﾌﾟｰｯ！」ｼｬｸｼｬｸｼｬｸｼｬｸ

「…この妖精しゃん、リンゴ食べてましゅね」
「食べちゃってるやんか…それじゃそのリンゴはもういいから金と銀のリンゴちょうだい」
「ﾌﾟﾙｯﾌﾟ？ｹﾞｰｯﾌﾟ」

二人のリンゴに満腹になった泉の妖精はそのまま消えてしまい、クビブンブンとワーレーは「話が違うやんか！」ともりまもるに八つ当たりをしに行ったのだった
おしまい

金のおリンゴ？

妖精ｸﾋﾞﾌﾞﾝﾌﾞﾝ「あれが噂の金の小野の湖でしゅ　おリンゴしゃん落としてみましゅよｸﾞﾌｯ」
妖精ﾜｰﾚｰ「それを言うなら斧やでﾁｭﾙﾁｭﾙ」

ﾁｬﾎﾟｰﾝ
ﾌﾞｸﾌﾞｸﾌﾞｸ ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｰ

女神ﾀﾝ「あなたが落としたのはこの金の斧なのー？　銀の斧なのー？　普通の斧なのー？」
妖精ｸﾋﾞﾌﾞﾝﾌﾞﾝ「女神しゃん、落としたのは金のおリンゴでしゅｸﾞﾌｯ」
女神ﾀﾝ「嘘はダメなのー　代わりにこのニンジン食べるなのー」
女神ﾌﾟﾙ「おりんごはぼっしゅうしましゅｼｮﾘｼｮﾘ」

ﾌﾞｸﾌﾞｸﾀﾀﾝﾀﾝﾀﾝﾌﾟﾙｯﾌﾟｰ

妖精ｸﾋﾞﾌﾞﾝﾌﾞﾝ「そ、そんなあｸﾞｽﾝ」
妖精ﾜｰﾚｰ「嘘はあかんでｼｰﾊｰ」