パンダの国
ここは空の上のパンダの国 ここには梅梅保育園もあります
その一角にあるパンダの神様の宮殿では、神様がどこかに電話をかけていました
「あー、もしもし、コウノトリ事務所かね コウノトリのレンタルを予約したいんじゃが、1羽で赤パンは何頭まで乗せられるんじゃったかね? え?5頭? ありがとさん 行き先はウエーノでまだ日にちはわからないんじゃがね、来週あたりから押さえておきたいんじゃがいいかの?
じゃあ、また電話するじゃよカチャン」
「そうじゃった 何頭にするかまだ決めてなかったの」
神様はぶつぶつ言いながら次のところに電話をかけました
「あー、もしもし、梅ちゃんかね 時間があるときでいいからお兄ちゃんに来てくれるように伝えておいてくれるかの? え?じいじ達も来ると言っとるのかい やれやれ、心配性じゃの い じいじ達は適当にあしらっておいておくれ じゃあまたのカチャン」
電話の相手は梅梅保育園の園長先生のようでした
「ふむ、シンちゃんのことだから多少数は増えても問題なさそうじゃが、どうしようかの 日付はエンジェルたちの矢の方向次第じゃしの」
神様は色々思案してるようでした
はてさて、どうなりますことやら
その頃、某ウエーノでは
「シンちゃん、大丈夫?」
「大丈夫よ 食欲は戻ってきたわオマンジュウパクリ 昼間何か作業してたみたいだったけど何をしてたの?」
「あ、あれね シャンが使っていたベッドを直していたんだよ 少し傷んでいたところがあったからね」
「そうだったの でも、まだわからないし、がっかりさせては悪いから」
「気にしなくていいよ 僕が好きでやってることだからねクシクシ」
「あの子も自覚をもってくれるかしら いつまでも子供のままだとそれはそれで心配だわ」
「大丈夫だよ 僕たちの子だからちゃんとしてくれると信じてるよ」
「そうねウフフ」
今は静かですが、また賑やかになる日が来るかもしれません
空の上も少し慌ただしいねw
ウエーノの夫婦もすてき
パンダの神様が色々と手配してくれてるー!
じいじ達も相変わらず孫LOVEっぷり全開でw
ウエーノに賑やかな日が訪れることを期待しながら見守りたいですね
空の上からもみんな見守ってるんだね
やさしかしかない世界
お兄ちゃんもワクワクそわそわしてそう
リーちゃん優しいなぁ
神様もまだ何頭にするか決めてないんですね。心穏やかに見守ります
ここはウエーノのあるおうち
今夜もみんなで晩御飯を食べました
メニューはは父さん手作りのハンバーグでした
シン「シャン、そろそろ帰りなさい」
シャン「ふぁーい ねえ、かあしゃん」
シン「なあに?」
シャン「かあしゃんのおなか、触ってもいい?」
シン「いいわよ でもまだ動いてないわよ」
シャン「いいの 話しかけてみましゅ もしもしーおねえしゃんでしゅよ 早く出ておいでー」
リー「父さんもやってみよかな」
シン「まあウフフ いいわよ」
リー「もしもし、父さんだよ 待ってるからね」
ウン モウスコシマッテテネ
マッテテネ
シャン「プミ? 何か聞こえまちたよ」
リー「ん? 何も聞こえないよオチャズズー」
シン「ええ、何も聞こえなかったわよオマンジュウパクリ」
シャン「気のせいでしゅかねプミー」
幻の声だったのかどうかわかるのはもう少し先のようです
>>933
シャンにだけ聞こえたふたり分の愛くるしい声!
幻じゃなく本当なら嬉しいなぁ