町娘おシャン-2021/07/05(月)-おねえシャンになりまちた

「あーい！」ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ～
「あらおシャンちゃん！こんにちは～」
「おとなりのおばちゃん、こんにちはでしゅ。」
「あらまあ～可愛いかんざし付けてるのね～」
「ｸﾞﾌｯ!ちんちんけんのたいしょうが、ちかくにでまえにきたついでにおシャンちゃんの4しゃいのたんじょうびプレゼントもってきたよ、ってくれたんでしゅ」
「あら～大将やるわねえ～！」
「つくってくれたのはおかみシャンみたいで、ちかくのべとにゃむりょうりやシャンからいただいたふぉーでちゅくったかんざしだっていってまちた」
「あら、これフォーなの？！すごいわね～！しかしなんでフォーなのかしら？」
「おシャンちゃん4しゃいだからふぉーなんだよワッハッハ！ってたいしょうわらってまちたけど…シャンはいみがわかりましぇんでちた」
「ああ～！そういうことねぇ。フォーってエゲレスやメリケンの言葉で4って意味なんだよ。珍々軒の女将さんと大将はシャレがきいてるんだねぇ～」
「シャレ？シャンじゃなくてでしゅか？」
「そうだよ、おシャンちゃんじゃなくておシャレちゃんだね。」
「ぷみぃ？」
「ああ、それはそうとおシンさんはお出掛けかい？」
「あい、ははうえは、ふたごちゃんのていきけんちんで、まちのしんりょうじょにいってましゅ」

「あんらぁ～そうなんだねぇ。2人抱えてご苦労なことだね～。」
「あい、ははうえはしゅいみんぶしょくで、めのしたにくまシャンができちゃったわ～っていってまちた」
「まあまあ、おばちゃんで手伝えることがあったら何でもするからいつでも言っといでね。」
「ありがとシャンでしゅ。でもシャンがふたごちゃんのおふとんあらったりちてるんでしゅよ。このあとは、ほにゅうびんのしゃふちゅしょうどくもしゅるんでしゅ」
「まあまあ、おシャンちゃん、立派なお姉さんになってぇ～おシンさんも大助かりで喜んでるわねえ～」
「お、おねえシャン…！」
「あ、そうそうこれね、おばちゃんの親戚がりんご農家やっててね、たくさん送ってきてくれたのよ。で、おシャンちゃんところにお裾分けだよ。」
「…！！」
「双子ちゃんはまだ食べられないだろうけど、5人家族になったんだし、5個持って来ちゃったよ。多過ぎたらごめんね。」

「…あ、ありがとシャンでしゅﾍﾟｺﾘ！しょうなんでしゅ、ふたごちゃんはじゃんねんながらまだおりんごシャンはたべられましぇん。でもおりんごシャンをむだにちたらばちがあたってちまいましゅ。なにより、おとなりのおばちゃんのおきもちをふみにじってちまうことになりましゅ」
「あら、そんなにたいそうに考えてくれなくてもいいんだよぉ～。」
「いえ、たいそうなことでしゅｼﾞｭﾙﾘ…。ここはシャンがせきにんをもってこのおりんごシャンたちをむだにちないほうほうをかんがえしゃしぇていただきましゅ。なのでおとなりのおばちゃん、あんちんちてくだしゃい」
「ああ、おシャンちゃん、ありがとうね。そこまで真剣に考えてくれておばちゃん本当に嬉しいよ～」
「しょ、しょれほどでも」
「じゃあおシャンちゃん、おシンさんとリーさんと、それから双子ちゃんたちによろしくね～」
「あいでしゅ」
「じゃあ、ごめんくださいましね～」
「ごめんくだしゃいましでしゅ」ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ～

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おっりんご……ﾎｵｼﾞｭﾘｼｭﾘｼｭﾘ…ｼｭﾘ…

ぷみぃぃ～～～～！！！！！！