~ベビールームのウタ先生とおちびさんたち~2
ここは少人数制のベビールーム。
お母さんやお父さんがお仕事だったり、育児中に身体を休ませたかったり、さまざまな理由で赤ちゃんたちを預けることができる託児施設です。
広いイングリッシュガーデンを設えた老舗ホテルの一室にある、このベビールームは人気があり、いつも満室です。
午前中、みんなそれぞれ好きなお遊びをして過ごしました。
たくさん遊んだので、みんなお腹がぺこぺこです。
ウタ先生は、4人に手を洗わせ、それからテーブルにつかせて、みんなのお母さんたち手作りのスタイを、順番に着けていきました。
そして、お昼ごはんを4人の前にそれぞれ配っていきました。
ウタ先生「さあ、みんな!たくさん遊んだからお腹すいたでしょ。お待たせしました。じゃあ、おててを合わせて…いただきます!」
アルン・ホウちゃん・楓浜・フブキ「いただきましゅ!!」
ワイワイ ガヤガヤ キャッキャッ
みんなで楽しいランチタイムが始まりました。
ホウちゃん「わーい!パスタや!うちパスタめっちゃしゅき!」
フブキ「パスタってなんだよ。これ、すぱげちいっていうんだじぇ」
アルン「ぱしゅた??」
楓浜 「しゅぱげちい??」
ウタ先生「これはね、ミートソーススパゲッティというのよ。もちろんパスタでもいいのよ。とっても美味しいから、ゆっくりよーく噛んで食べましょうね ニコニコ」
みんな「はーい!!」
ワイワイ ガヤガヤ モグモグ チュルチュル
みんながなごやかに食べていると、
アルン「あははは!」アルンくんが笑い出しました。
フブキ「なんだよー、アルン。なにがおかしいんだよ!」
ホウちゃん「しょうよ!なにわろうてんねん」
楓浜 「どちたんでちゅか??」
アルン「だって、だって…あははは!」
アルンくんはお腹をかかえて笑いました。
ホウちゃんと楓浜ちゃん、フブキくんは、ぽかんとした顔をして、3人で顔を見合わせました。
すると…
ホウちゃん・楓浜ちゃん・フブキくん「あっ!!」
3人はお互いの顔を見つめたまま、お互いの顔を指差しました。
ホウちゃん「いややー!ふうちゃんとフブキくんのおかお!あははは!」
楓浜 「あー!おくち!あははは!」
フブキ 「ふたりのかおー!おくちのまわり、まっかっかだー!あははは!!」
4人は、ミートソースで真っ赤になった口の周りを見て笑っていたのでした。
ウタ先生「あらあら!3人はお顔が白いから、お口の周りに輪っかを描いたみたいに真っ赤になっちゃったのね。うふふ」
ウタ先生は、みんなのお口の周りを、おしぼりで丁寧に拭いてあげました。
ウタ先生「さあ、またお口の周り、真っ赤っかになったら、拭いてあげるから、楽しくお食事しましょうね!」
アルン・ホウちゃん・楓浜・フブキ 「はーい!!」
ワイワイ ガヤガヤ モグモグ チュルチュル
おちびさんたちとウタ先生は、ゆっくりと楽しくランチタイムを過ごしました。
おしまい
ミートソースをお口の周りにつけてるかわいい子たちを想像しただけで悶絶
なんてかわいいベビールームなんだろう
おちびさんたちのおしゃべりやコロコロした笑い声を想像しただけで心がホワホワする~(*´ェ`*)
私もお口の周りを拭く係で雇ってほしいw
悶絶
「プル子、ミートソースでおヒゲ作ったんか。めん類はな、お口につけへんように、大~きく口をあけんといかん」
「こーやってー、お上品にー、スプーンとフォークでクルクルクル~」
「ピチョン! ピギャー」
カレーうどんと同じことをしてしまう、ピキしゃんであった。
かわいいなあ
プミしゃんもドアの向こう側から拭き拭きされてたね
懐かしい
?ミルクだらけ☺️(画像お借りしております。ありがとうございます。)