ウエーノ王国物語~姫の誕生日 29プミめ
ピキ姫とプル姫はテラスに出ました
外は日はすっかり暗くなってました
「テラスから外に出たところのトイレってどこやろな ピキー」
「ピキねえ、テラスをでるとまっくらでしゅ プルプル」
「だ、大丈夫 お化けなんてでぇへんやから ブルブル」
そこにモジャ王子が通りがかりました
「ピキ姫、プル姫、そろそろ出番じゃないの?」
「あ、もじゃおうじしゃんでしゅ プルプル」
「モジャ王子、ロウロウに外のトイレ教えた?」
「ああ、教えてあげたよ まだ戻ってきてないの?」
「せやねん さっきロウロウから電話があってトイレから出られなくなったって」
「えっ、それは大変だ 真っ暗だからマドモアゼル二人だけで行かせるのは危ないよ 僕が先に行って様子をみてくるからここで待ってて 懐中電灯を借りてくるね」
「たのむでー」
「おねがいしましゅ」
モジャは懐中電灯を執事から借りるとテラスを出ました
「こっちの方向だと思うけど…」
しかし、ぱんだの森の看板がなかなか見つかりません
「おかしいな このあたりだったと思うけど」
ガサガサッ
その時、物音がしました
「だ、だれ?」
モジャ王子は思わず叫びました
「だいじょうぶ」
「わたちたちなの」
草むらから二人の子パンダが現れました
「やあ、また会ったね」
ウエーノ王国物語~姫の誕生日 30プミめ
目の前にいるのは双子のパンダですが、昼間会った二人とはなんとなく雰囲気が違います
くるくるとした巻き毛、ぱっちりした目、二人とも女の子でした
「あ、あれ? 昼間会った…よね?」
「ううん、ちがうの」
「あの二人はプミ姉のところのよ」
「じゃあ、はじめましてだね ちいさなマドモアゼルさんたち」
「ウイ」
「ウイ ウフフ」
「ぱんだの森のトイレに行きたいんだ そこの女子トイレにロウ姫が閉じ込められたみたいなんだ」
「こっちよ」
「ついてきて」
モジャ王子は二人についていきました
二人は頭に色違いのリボンをつけています
しばらく歩くともりの入り口近くのトイレの前に着きました
「ついたわよ」
「ここよ」
「ありがとう ではロウ姫を… あ、ごめん僕は男だから入っていいのかどうか… ねえ、君たちで様子を見てきてくれるかい? ロウ姫がいたら出られるようにしてあげて欲しいんだけど」
「ウイ」
「ここで待っててね おにいちゃま」
「うん、待ってるよ」
二人は女子トイレに入っていきました
「おにいちゃまか あんな妹達がいたらかわいくて毎日楽しいだろうな フフッ」
モジャジェントルマンだね
マドモアゼルだけで行かせるわけにはいかないって
もしかしたらプミ姫が振り向いてくれるかも?
初恋の予感♡
>>31
おフランスの双子ちゃんもキタ━(゚∀゚)━♪
真っ暗なお外が怖くてピキちゃんもプルプル言ってるの可愛いw
モジャくんの妹ちゃんたち可愛い
ロウ姫あと少しだよ!
ウイ!
おちりニキしゃん、続き待ってました
おリボンつけたおフランスな女の子たちからおにいちゃまって言われてるモジャ
両方ともかわいい
ロウロウちゃん無事脱出できるかちらドキドキ
ピキ姫がモジャ王子にタメ口きくの好き
>>31
モジャ、双子の妹たちにおにいちゃまって呼ばれたらデレデレになっちゃうだろうね
↓これは北京の萌蘭が、隣にいる双子の妹たちとおしゃべりしてるところらしいです
お兄ちゃんの萌蘭は妹たちが気になって、しょっちゅう覗いてるらしい
モジャもこんな風に双子の妹たちと隣同士になって、お互い見れたらいいなぁ
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可愛い~~
福星くんと隣の時も一緒に遊んでたよね
おちりにきしゃんお話続きキター゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
もじゃくんの妹達が!色違いのリボン…キティちゃんとミミィちゃんみたいできゃわでしゅ
おちりニキしゃんのお話きてたー
双子ちゃんの色違いリボンかわいい
出番までに間に合うかな ドキドキ