ポムポム上野 【ボンジュール小さな恋】7
まだ夜も明けきらぬうちから身支度を整えて、チェックアウトを済ませます。
ちょっと寝癖が付いた頭にちょこんとベレー帽を被せてごまかすプミ子。
荷物が思ったより大きくなって、移動がちょっと大変そうです。
「マドモアゼル」
フロントのお兄さんが声をかけてきました。
「なんでしゅか?」
「先程よりお迎えの車がお待ちですよ。」
「え?プミ子頼んでないでしゅ」
「フフフ、良い旅を、ボンヴォヤージュ!」
フロントのお兄さんがウィンクして外を指さします。
外に出てみると、エントランスに一台の黒い車が停まっています。
ポムポム上野 【ボンジュール小さな恋】8
「おはよう、マドモアゼルプミ子」
「あ、あ、あ!昨日の!!」
窓が開き、そこから顔をのぞかせたのは昨日の男の子です。
そうです、今回のお仕事、双子ちゃんのお世話の依頼主は
昨日プミ子を助けてくれた男の子だったのです。
「バスだと分かりにくいし、時間もかかるからお迎えに来たよ。
さぁ、乗って!」
どぎまぎしながら車に乗り込むプミ子。
自己紹介と昨日のお礼をします。
「昨日はありがとシャンでした。改めて、ポムポム上野から参りまちた
上野プミ子でしゅ。今回はお世話になりましゅ。」
「こちらこそ、宜しくお願いします。ボクは双子の兄、うーん、、、
モジャと呼んでくれればいいよ。」
「モジャおぼっちゃま、宜しくお願いしましゅ。」
モジャ迎えに来てくれた━(゚∀゚)━!!!
ベレー帽で寝癖を隠すプミ子さん可愛いわぁ
ベレー帽かわいいでしゅねぇ
モジャおぼっちゃまの迎車(・∀・)キター!!!
おちりニキしゃんの芝刈り長いでしゅね…
鬼ヶ島の芝はきれいさっぱり整っちゃってるんだろうなぁ
ポムポム上野 【ボンジュール小さな恋】9
走り出した車から見える景色は、普段目にするような光景と違い
興味深く、窓に釘付けになるプミ子に、モジャは丁寧にひとつひとつ
建物の名前や、歴史的背景を説明してくれた。
「モジャおぼっちゃま、賢いでしゅ。プミ子尊敬しましゅ。」
モジャは真っ赤になると、
「朝早かったからお腹が空いてるんじゃないかな?」
そう言って小さなバスケットに入ったサンドウィッチをすすめてくれた。
「ありがとシャンでしゅ…」
プミ子はちょっとはにかんでサンドウィッチを食べ始めた。
いつもより、控えめに口を開けて。。。
>>833
モジャ、朝食まで用意してくれてて優しい!
いつもよりおしとやかにサンドウィッチをいただくプミ子さんも可愛いなぁ
ぴふしゃん、だらだら大歓迎ですよー♪
これからも楽しみにしております
ピフしゃん、終わらせ方がわからなくなってってw
全然ウェルカムでしゅ
もうすでに小さな恋がボンジューし始めてますかね
気長にずーっとお待ちしてましゅよー
>>833
ポムポム上野来てたー!
プミ子ちゃん、ひかえめにお口を開けてサンドイッチを食べるなんて本当に可愛いなぁ
モジャはジェントルマンでしゅね
続きが楽しみなので
このまま続けていただけたら嬉しいです!
控えめのお口かわいいw
このままのんびり続けてくださいー
ポムポム上野 【ボンジュール小さな恋】10
モジャおぼっちゃまのお家はどこぞの貧乏長屋と違い、
滝が流れ自然も感じられる素敵な空間だった。
(貧乏長屋も風情がありよち)
ベベちゃんたちのお部屋に通された。
女の子のお部屋らしく、ピンクで統一された可愛らしいお部屋だ。
「花ちゃん、雪ちゃんよろしくでしゅ」
小さなベッドに2人揃って横になっているところに声を掛けた。
「マドモワゼルのところもツインズだったね。」
モジャが言った。
「あい。うちは男と女でしゅ。」
「なんと呼んでいるの?」
プミ子は一瞬言葉に詰まった。
まさか1号、2号なんて言えやしない。仮〇ラ〇ダーかっちゅーの!って
おフランスじゃわかんないか…
「ベビとバブでしゅ。写真見ましゅ?」
そういうとプミ子は荷物からタブレットを取り出した。
わーい、続きキタ━(゚∀゚)━!
>貧乏長屋も風情があってよち
ワロタww
貧乏長屋www
風情があってよちw
仮◯ライダーかっちゅーのって一人で突っ込むプミ子かわいい
いつものように、ここまで来て終わらせ方が分からなくなって
だらっだら続けてしまいそうな予感です(´∀`)