ポムポム上野 【ボンジュール小さな恋】11
タブレットには沢山のベビバブ写真が収められている。
「こうしてみると、同じ赤ちゃんでもそれぞれ個性があるね。」
モジャが言う。
「そうでしゅね。花ちゃんと雪ちゃんはまっちろでふわふわしてましゅ。」
「君のところのベビとバブは真ん丸で愛らしいね。」
モジャはそう言って、花と雪にタブレットのベビとバブを見せた。
すると…じゃれ合っていた二人が突然タブレットに向かって突進してきた。
ポムポム上野 【ボンジュール小さな恋】12
熱心にタブレットをのぞき込む花と雪。
「ど、ど、どちたでしゅか?何かありましたか?」
良く見ると、花と雪はベビの画像に釘付けです。
画面がバブに変わると静かになります。そしてベビが出てくると
二人キューと声を挙げます。
「もしかして、我が家の妹たちは…」
モジャの顔が曇りますw
花と雪は画面の中のベビを独占しようと押し合いへし合いです。
「えーっと、これはまさか…」
プミ子も言葉を失います。
花雪ちゃんたちのタブレット突進ワロタw
ベビくん早くもモテ期到来か!
フランスの子はなぜにいつも上野の子に強烈に惹かれるのかw
続ききてたー
プミ子しゃんとモジャ君いい雰囲気ね
ベビくんロックオンされた!?wキューって突進かわいいなあ
まさかベビくんをめぐるマドモワゼルたちの小さな恋?!
察しのいいプミ子と複雑な心境のモジャ兄ちゃんw
モジャからの手紙にヤキモキしてたリーパパと同じ状況になってる
良い子にしていないと後ろでママの目が光ってますからね
ポムポム上野 【ボンジュール小さな恋】13
「と、と、とにかく…今日から暫く僕の大事なベベたちを宜しくね。」
そうだった!今回はベベちゃんのママンが産後の体のケアに
時間を費やす際、二人の面倒を見て欲しいという依頼だった。
「奥しゃまにご挨拶しましゅ」
お仕事モードに入ったプミ子が言うと、急にモジャが慌て始めた。
「今、ママンは眠っているから、あ、あ、ああ後で大丈夫だよ!
何ならずっと会わなくても、寧ろその方が…モゴモゴ」
「いえ、いけましぇん。色々ベベちゃんのお話も伺わないといけないので
奥しゃまがお目覚めになりましたら、お声掛けくだしゃい。」
「そ、そ、そう?そうか…」
がっくり肩を落とすモジャの横には、電源の切られたタブレットにキャッキャと
群がるベベたちがいた。
続きキタ━(゚∀゚)━!
モジャよ、どうした?
慌てぶりが尋常じゃないw
真面目なプミ子ちゃんかわいいな
モジャどうしたw
「モジャの慌てぶりが気になるやんけーチュルチュルピチョンピギャー」
「きになりましゅプルプル」
「てやんでー気になるやんけープミーメエエ」
なんだろ、展開が楽しみー
ママンに会わせたくない理由はなんだろドキドキ
モジャどうしたのー?
「奥しゃま」ってかわいい
ポムポム上野 【ボンジュール小さな恋】14
「ボンジューーーール!」
その時だった、部屋に一人ののマダムが入ってきた。
華やかな雰囲気をまとう、素敵な女性だ。
「あなたがプミ子さん?」
そう言うとにっこり微笑んだ。
「あ、あ、あい。ポムポム上野から参りまちた上野プミ子でしゅ。
この度はご指名ありがとシャンでしゅ。」
「遠いところいらしてくださってありがとう。長旅でお疲れかと思うけれど
今日から暫くの間宜しくお願いしますね。」
「あい。おまかしぇくだしゃい。我が家にも今年生まれた双子がおりましゅ。
わたくちにできることは頑張りましゅので宜しくお願いしましゅ。」
挨拶をしていると視線の端に、こっそりと部屋を出ていこうとするモジャの
姿が目に入った。
モジャママ華麗に登場w
続きが楽しみです!
ポムポム上野 【ボンジュール小さな恋】15
「お兄ちゃまっ!」
鋭く声が飛んだ。
「ひっ!!」
ドアノブに手をかけたままモジャは凍り付いた。
「奥しゃま、如何なさいまちた?」
「あ、プミ子さん、オホホ、ダイジョブざますのよオホホ。コホン、お兄ちゃま、
あちらでバイオリンの先生がお待ちですわよ。」
「ウィ、マム!」
モジャはそう言うと少し肩を落とし部屋を出ていった。
「それではワタクシはマッサージに出掛けて参ります。宜しくお願いします。」
部屋には花と雪、プミ子が残された。
「ママン、出掛けたね!!」
入れ違いでモジャが素早く戻ってきた。
「はぁ~これでベベとマドモワゼルとゆっくり過ごせるよ」
どこか嬉しそうです。
ついにママン登場!
モジャ、ずいぶんとママンが怖いようだけど…w
続きが楽しみでしゅグッフグッフ
バイオリン習ってるのね
というか習わされてるのね、モジャw
もしかして白いタイツ履かされてたりするのかな
続きが楽しみ
>>235
そうみたいです、習わされているらしいですw
盛り込みたいエピソードはまだまだなのですが、どうにかして終わりを迎えたくおります。
しつこく投下し続けます、、、
白タイツ、ひとつまた良きネタをいただきました。ありがとシャンでしゅ