（プミピキ署）G7サミット警備-2023/05/18(木)-ピキ巡査昇進〜新人シャオ巡査 ｵｯｽ

「おはようございます、えー広島でG7サミットが行われますので今日から皆さんには応援に行ってもらいます
広島に行ったらもみじ饅頭、八天堂のくりーむパン、尾道ラーメンなどお忘れなくね ｳﾌﾌ ﾀﾉｼﾐﾀﾞﾜ」
「よし！頑張るで ﾋﾟｷｰ」
「待ってピキ巡査！じゃなくて今日からピキ巡査長ね」
「えっ？うち巡査長に昇進したんですか？」
「そうよ、巡査長になったのよ　それでね、あなたに新人を教育してほしいのよ
新人さんこっち来てちょうだい」
ﾄｺﾄｺﾄｺ
「紹介するわね　警察学校を卒業して今日からプミピキ署に配属になったシャオ巡査よ　こちらはピキ巡査長、シャオ巡査の教育係よ」
「シャオです、よろしくお願いします ｵｯｽ ﾋﾟｼｯ」
「ピキです、よろしくやで ﾋﾟｼｯ」
「それじゃあ二人ともサミットの警備頑張ってきてね　私はもみじ饅頭に合う最高級の玉露を用意しておくわ　いってらっしゃーい」

「広島までみんなで護送車で行くんやけどな、バイクはトラックに積み込んで運んでもらうんや　シャオくんもバイク乗るやろ？」
「いえ僕はまだ免許がないので三輪車です ｵｯｽ」
「あちゃー、まだ三輪車かいな、昔を思い出すわ　はよ免許取ってパラリラしよな
ほなしゃーない、うちも今回は自転車にしよう　自転車でも華麗なパラリラ決めたるさかいうちのこと見て勉強しいや！」
「はいピキ先輩を見習って頑張ります ｵｯｽ
でも僕 ﾓｼﾞﾓｼﾞ」
「なんやモジモジして、うちの美脚が目に入ってモジモジしてるんか？わかるわかる、自分でもほれぼれする美脚や」
「違います！ｵｯｽ
実は僕、三輪車も乗ったことないんです　だから乗り方教えてください」
「マジか！そこから教えなあかんのかい！あー、三輪車の達人プミ先輩おったらなー
とりあえず三輪車トラックに乗せて広島向かうで ﾋﾟｷｰ」

お三時はくりーむぱんアルよ

「マカロン大統領、お足元悪いのでお気をつけてください ｵｯｽ 」
「マクロン大統領や！ほんでな、マクロンはモジャが赤ちゃんときから知り合いやろ　モジャ中国行き決まってからどんな感じ？」

「おいこらっ！持ち場から離れるな！大統領に近づくな！」

「なんやねん、ケチくさいわー　大統領とモジャが友達なら、うちと大統領も友達みたいなもんやん」
「ピキ先輩、マスクメロン大統領かっこよかったですね」
「おいしそうな大統領アルね ｼﾞｭﾙﾘ」

ﾋﾟｷﾞｬｰ
赤いカープくつしたお土産に買っていくやでー

「ピキ先輩、夜中に鉄棒にぶら下がって寝てましたよ ｵｯｽ」
「そんなわけあるかいな　うちは起きてるときも寝てるときも気品があって、そんな寝相なわけないやん」
「でもどうして首相たちは良いホテルで僕たちは体育館で雑魚寝なんですかね」
「あの人たちがホテルでぐっすり寝れるのは、うちらのおかげなんや　どんなとこでも縁の下の力持ちがおるさかい、世の中が回ってくんや
ゴミを収集してくれる人、道路を補修してくれる人、トイレを掃除してくれる人、こういう人たちがおるからな、うちらは」
ﾌﾟﾙﾙﾙ ﾌﾟﾙﾙﾙ
「あっ、先輩！電話鳴ってますよ」
「なんやねん、いま良いこと言ってるとこやで　もしもしプミ先輩、おはようさん
えっ、もみじ饅頭送れって？中国行ったとき手土産忘れたからみんなに配るって？そんなん知らんがな
ちょっ！先輩！切れたわ」
「わぁ伝説のプミ巡査長ですね ﾜｸﾜｸ」
「うちは仕事で来てんねん、お土産買う暇ないんや　シンコ署長もプミ先輩も勝手なんやから ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」
「ピキ先輩行きますよ　今日はゲレンデスキー大統領の警備ですよ」
「ゼレンスキーや！」