【上野家の夏】1
「プミピキ国際宅急便でぇす!」
「はぁい!ありがとうございます。ハンコねハンコ、はいはい、お疲れ様」
何やら荷物が届いたようです、送り主は留学中のねぇねです。
「んん?何が届いたんだ?」
お庭で一緒に遊んでいたベビバブを両脇に抱えて、パパがやってきました。
「開けてみましょう、何かしらね」
ママがそう言うや否や、ベビバブは段ボールのガムテープをはがしにかかります。
一番上にはお手紙がありました。
「『ババママへ』でしゅって」
「違うわよっ!『パパママへ』よ」
【上野家の夏】2
「何々?『お誕生日にはプレゼントを送れなくて御免なさい。最近やっと留学先にも慣れてきたので、ツーマー姐さんに手伝ってもらって、パパとママへちょっと遅いお誕生日プレゼントを用意しました。楽しんできてね!』そう書いてあるぞ?」
「あら!」
封筒の中を見たママの顔が嬉しそうです。
「えーっと、『プレゼントにプミピキドームでの野球観戦ペアチケットと、プミピキドームホテル宿泊券、それからプミピキドームホテルのレストランでのバイキングチケットを準備しました。』えぇ!!!」
「まだあるわよ、ポムポム上野利用チケット(プミ子さん無料ご指名可)ですって!!」
「えーーパパたちいいなぁ、ぼくちんもプミピキドーム行きたい!」
「お邪魔虫よっ」ペシッ
「虫しゃんじゃないもん、パンダだもん!」
【上野家の夏】3
お邪魔虫と言いながらも、ちょっと寂しそうなバブちゃんです。
「あら?下の方には大きな箱があるわ」
ママがかなり大きな箱を片手でひょいっと持ち上げます。
「うふふ」
「おー、これはお庭にぴったりだな」
「この箱にもお手紙が付いているわ『ベビバブへ』、えぇっと、
『なかよくしていますか?パパとママがおでかけしているあいだ、これで
プミ子さんとあそんでいてね。』ですってよ」
ベビバブはもう箱に釘付けでママの読んだお手紙が耳に届いているのかどうかw
送られてきたのは大きな大きなプールです。滑り台と、シェード、シャワーも付いています。
しかも滑り台はツインズ仕様で、2つ並んでいるタイプです。
【上野家の夏】4
「いやー娘は良く気が付く子になったなぁ、ウルウル」
「そうね、可愛い子には旅させてみるものね」
「僕たちが出かけている間はプミ子さんがうちに泊まってくれるんだね」
「そこまで気を回してくれるなんて、ニンジン効果かしら」
ベビバブは水着を探しに、パパとママはお出かけの支度にそれぞれ取り掛かります。
まだまだ上野家の夏は続きます。
ポムポム上野だーーー
プミ子さんの文字を見ただけでなぜだかウルっときてしまいました
健気なプミ子さん、お元気かしら
なぜかウルっとしてしまうお気持ち分かりましゅよ
↓この作品の中の「プミ子はそう言って、今日の派遣先へと桜道を自転車に乗って出掛けて行った」のくだりで涙が溢れる人が続出でしたから
ポムポム上野しゃん
もし続きがおありなら読みたいでしゅ
ベビバブはプミ子さんと遊ぶんだね
また続きがたのしみ!
皆さまお声をありがとうございます~
励みになります!続きは秋風が吹くころ・・・かもwです!
いつもありがとうございます
いつもお話しありがとうございます。
プミねえの粋なプレゼント!
リーちゃんとシンコさんがデートの間は
プミ子さんが来てくれるのでしゅね
お話の続き気長にお待ちしていましゅよ
可愛いお話来てたー!!
プミちゃんすごく豪華なプレゼントをたくさん用意してすごいすごい!
すっかり立派になって…シジミ
シャオレイに送られた大きなプールが楽しそうで私も一緒に遊びたいですw
ぴふしゃん、またお話が読める日を楽しみにしておりましゅ