ひっそりとした夜の上野の路地裏を歩いていた。
一際ネオンがきらびやかで、それでいて立派な竹林に囲まれた隠れ家的なスナックがそこにはあった。
一見高級そうなよくある店構えだが、モダンさも兼ね揃えたユニークな外観に思わず私は足を止めた。
よく見ると看板には店主の娘と旦那だろうか、仲睦まじい三人家族の写真が飾ってある。
そしてドーンと飾られたメインの写真は、おそらくここのママであろう。
「ゴクリ…」
あまりのふくよかさに少し驚いたが、それ以上にママとおぼしき女性の美貌に思わず息を飲んだ。
そして気づいたら吸い込まれるように竹林の中を歩いていた。
チリンチリン
竹のドアを開くと店内は鈴の音が鳴り響いた。
だがその音はすぐに何かにかき消されてしまった。
バキッムシャムシャ…バキッ…ムッシャ…ムッシャ…
店主のシンコは構わず食べ続けている。
私はその姿に見とれてしまった。
………それからどれくらいの時が経っただろう。2時間ほどだろうか。
ようやく私に気づいたのか、はたまた腹が満たされたのか。
彼女は竹を咥え、さらに両手にもぎゅっと握りしめたままニッコリとまあるい笑顔でこう言った。
「あら、いらっしゃ~い♪」バキッ
つづく
カウンターの隅には先客がいた
よく見ると、茶色のパンダだった
彼は美味しそうにフルーツパフェを食べていた
そして店の中央には大きなパンダの像があった
「これね、おかもと先生が私のためにつくってくださったのよ バキッムシャムシャ」
よく聞くとおかもと先生がシンコママを指名して作製したのだそうだ、
(中央にあるとかなり場所をとりそうだ)
つづく…のか?
鈴の音がかき消されとるwww
来客に気づくのあまりに遅くてワロタwww
おかもと先生の作品キターー!
チーザイも来店してパフェ食べてんのねw