「ﾌﾟﾐﾋﾟｷ警察24時 怪しい行列」-2019/03/29(金)

「ﾌﾟﾐﾋﾟｷ警察24時 怪しい行列」

ﾌﾟﾐﾋﾟｷ警察署のプミ巡査長とピキ巡査
地域の平和のために今日もパトロールをしている
公園をパトロールしていると、何やら人だかりがある
「ややっ、なにやら ひとがあつまっていましゅ」
「ﾋﾟｷｰ」
「きになりましゅ いってみましゅ」
「ﾋﾟｷｰ」
「しゅみません、ﾌﾟﾐﾋﾟｷ署のものでしゅが」
「ﾋﾟｷｰ」
「はい、順番に並んでね」
二人は誘導されて行列に並んだ
何かを配っているようだった
そして順番が回ってきた
「はい、どうぞ」
渡されたのはクッキーで作られたパンダだった
「あらごめんなさい、こちらのお嬢さんで終わりてす」
先に並んでいたﾌﾟﾐ巡査長でパンダクッキーの配布が終わってしまった
「ﾋﾟ、ﾋﾟｷｲｨｨｰ」
あっという間に泣き顔になってしまったﾋﾟｷ巡査
「ダメでしゅ、これもしゃかいべんきょうでしゅっﾌﾟﾐｰ」
「ﾋﾟｷｰ」

その時だった
「どうしたの？」

声をかけてきたのは、まあるい笑顔のデカイパンダだった
「パンダのクッキーがわたくちでおわりまちた でもこれもしゃかいのあらなみなんでしゅﾌﾟﾐｰ」
「ﾋﾟｷｲｨｨｰ」
「あらあらそうなの ちょっと食べてしまったけど、これでよかったらあげるわｳﾌﾌ」
まあるい笑顔のデカイパンダは、パンダクッキーをﾋﾟｷ巡査に手渡しした
「いやしかしこれは いただくわけにはいきましぇん しゃかいのあらなみになりましぇん」
「いいのよ 遠慮しないでﾆｺﾆｺ」
「ﾋﾟｷｰ」
あっという間に泣きべそから笑顔になったﾋﾟｷ巡査
「ありがとうございましゅﾌﾞﾐｰ」
「ﾋﾟｷｰ」
パンダクッキーを渡したデカイパンダはそのまま去っていった クッキーはパンダの顔の3分の1が既に欠けていた
「あのデカイパンダしゃん、どこかであったきがしましゅが れいしょうでしゅかね」
「ﾋﾟｷｰ」

そして二人は公園のベンチで仲良くパンダクッキーを頬張るのであった