適当世界名作劇場
ある日、真デレラの元にリー王子のお妃を決める舞踏会の招待状が届きました
真デレラは「一体どんなご馳走が出るのかしらジュルリ」と、とても楽しみでした
しかし、入る服がありません
「困ったわ、風呂敷しかないわ・・・これを頭にかぶって行けば、まぁいいわよね」
すると魔法のつえを持ったプミピキ妖精が現れ真デレラに素敵な青のドレスとガラスの靴をプレゼントしました
「びびでばびでぶー 12時になると魔法はとけましゅ」「ピピデパピデプー ピキー」
真デレラはカボチャの馬車に体を押し込み、車輪がギシギシと悲鳴を上げていましたが舞踏会へ無事たどり着きました
「何て美しい方なんだろう」リー王子は真デレラに一目ぼれをしました
真デレラは「全部私が食べちゃうからウフフ」とご馳走に夢中になるあまり、もうすぐ12時になりそうなことに気がつきませんでした
満腹になり大満足した真デレラがゲフンとげっぷをし、
持参した容器にご馳走を入れて風呂敷で包んで家に帰ろうとするとリー王子が追いかけてきたのです
真デレラは慌てました、お土産をだれかに横取りされてはたまったものではありません!
階段でガラスの靴を片方落としてしまい、本人も「きゃっ!」と悲鳴を上げ一緒にゴロゴロ転がり落ちてしまいました
そのまま間一髪でカボチャの馬車に乗り込みお城を後にしました
「ご馳走のお土産、嬉しいわウフフ」
カボチャの馬車は家に着く前についに息絶え・・・じゃなくて、魔法が解けてしまいました
(ちょっとだけ続く)
(適当世界名作劇場の続き)
リー王子は笑顔で階段からゴロゴロ転がっていく美しい人を忘れることができませんでした
彼女が残した片方の巨大なガラスの靴を見てはため息をつくのです
「彼女は唐草模様の風呂敷を決して離さなかった・・・なんて素敵な人だろう」
リー王子は国のかたっぱしからガラスの靴に合う足を持つ女性を探しました
するとどこからともなく素敵な歌声が聞こえてくるではありませんか!
ニャーニャーニャーニャー!イタダキマース!
歌声にひかれてリー王子と家来がある家にたどり着くと、
巨大なガラスの靴にパフェを盛りつけ美味しそうに食べている美しいあの人がいました
リー王子はさっそく真デレラに「食うには困らせないよ」とプロポーズし結婚しました
元気なかわいい娘も授かり一緒に仲良く暮らしましたとさ
めでたしめでたし
ごめんなさい
>>907
いえいえ、たまたま載せるタイミングが重なっただけなのでお気になさらずに
真デレラの持ち帰り容器を持参するところ、大きいはずのカボチャの馬車に押し込むところなど面白かったです
プミピキ妖精もかわいかったでしゅ
真デレラの歌声、思い出して泣けた
今年も聞けるといいな
桜祭りと名作劇場、素晴らしいおはなしが二つも!ピキピキャッキャ
>>905
ガラスの靴パフェににゃーにゃー発情してる真デレラかわいいよ真デレラ
どれから突っ込んでいいのか分からないwwwww
ふさわしい服じゃなく、入る服がないwww
風呂敷を頭にかぶって、まぁいいわよねwww
>>956
プミは悪賢いww
wwwww ネタの宝庫w
>笑顔で階段からゴロゴロ転がっていく美しい人を
>「彼女は唐草模様の風呂敷を決して離さなかった・・・
www
巨大なガラスの靴にパフェを盛りつけ・・ってちょっと引くけど真デレラならおけー!
ニャーニャーニャーニャー!今年聞けるといいな~可愛い歌声だね