ﾌﾟﾐﾋﾟｷ警察24時～怪盗ﾌﾟﾐ三世～-2019/05/10(金)

ﾌﾟﾐﾋﾟｷ警察24時～怪盗ﾌﾟﾐ三世～

シンコ署長「えっ、また怪盗ﾌﾟﾐ三世から予告状が届いたの？今回は何かしら…上野動物園の銀の皿をいただきにあがります…
また手紙が何かの汁でべたべたじゃない、ちちくさいわ」

～休園日の真昼間の上野動物園～

もみあげが長いﾌﾟﾐ三世「ｸﾞｯﾌｯﾌ…今日こそはお宝をいただきましゅよ～だれもいませんね！
ロープを天井からたらしてそーっとおりるでしゅ、ﾋﾟｷちゃんの分ももう一本ロープをたらしましゅ」
ﾋﾟｷ「ﾋﾟｺｰ」

「あらら？ロープの長さが少したりましぇん…足をのばして…あれれ？ﾋﾟｷちゃんはちゃんと地面に足がついたでしゅか？よっと！」
ﾄﾞｯｽﾝ ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ～
ﾊﾞｲィｰｰｰｰｰｰｰﾝ

「いたいでしゅ！バランスくずしまちた！つけ もみあげが取れまちた！部屋のドアにヒビがはいりまちた！」
「ﾋﾟｷｰ！（またでしゅか！？いつもドジばっかり！）」
「うるしゃいでしゅ！」
「ﾋﾟｷｰ！（ほんとうのことでしゅ！）」
ﾎﾟｶｽｶﾎﾟｶｽｶ
「ﾌﾟﾐﾋﾟｷ署にほういされてましゅ！にげましゅよ！あぁん、ﾋﾟｷちゃん待ってぇ～」
「ﾋﾟｷﾞｬｰ！」

シンコ署長「また逃げられたわね…それにしても今まで一度も泥棒を成功したことないのに、なんでいつも予告状を出してくるのかしら？」ﾊﾞｷﾑｼｬﾓｸﾞﾓｸﾞ

ヒビが入ったドアにはガムテがはられ、そこの住人は貧乏丸出しでも何も気にせず今も暮らしているのでした