ﾌﾟﾐﾋﾟｷ大奥 ～上様はつらいよ第二章 -2019/05/23(木)

ﾌﾟﾐﾋﾟｷ大奥 ～上様はつらいよ第二章

こう見えて日頃政りごとに忙しい上様の癒しは、まだ陽の高いうちから入る昼風呂でございます。ことに庭園の小さな簡素な露天風呂がいたくお気に入りでございます。

｢あ～っふぅ～･･露天風呂が気持ちいい季節になったなぁﾐﾐﾉｳｼﾛｺﾞｼｺﾞｼ
こうしていると、なぜか今日も昼餉を貰えなかった事も気にならなくなるってもんだ、ｵﾑﾈﾆｵﾐｽﾞﾁｬﾌﾟﾝ ｷｬｯ｣
ｼｭﾙﾙﾙﾙｯｯコツーンッ!!

｢ッ痛ッッ!!硬いものが頭に当たったぞ、なんだこれは?･･おはじき??｣
と、塀の向こう大奥の方から･･
｢お～と～こだったぁらぁ～ひとつにかーけーるー だれがよんだか～だれがよんだかプミプミへい～じ～ ｵﾊｼﾞｷﾎﾟｲﾎﾟｰｲ｣
｢ﾋﾟｯﾋﾟｷｰ!ﾎﾟｲﾎﾟｰｲ!｣
｢わーい銭形平次ごっこでしゅ!そうでしゅピキどの筋がいいでしゅよ｣
｢ﾋﾟｯﾋﾟｰ｣
｢よーち!次はそのへんの枝で十手も作るでしゅ!よりそれらちくなりましゅよーﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ｣