プミピキ警察24時~現場はアドベン その1
大統領警護の仕事が無事に済み、プミ巡査長とピキ巡査は特別休暇をのご褒美をもらった ピキの故郷の南紀白浜に行くことになった
梅蘭は東京での用事があるので別行動になった
プミはおみやげにパンダのシュガーバターサンドを用意した
きょたいのキャビンアテンダントがいて、ヒヤヒヤしたが飛行機はなんとか南紀白浜空港に到着した
「ふう、あのスッチーが歩くたびに飛行機が傾いてまちたね 救命胴衣も無理やり入れてたし」
「ピキー(あんな大きなキャビンアテンダントは初めてみまちた)」
空港にはピキの父親と結浜が迎えに来てくれていた
「ピキー(あ、パパ、結ねぇ ただいまー)」
「あなたがプミ巡査長さんね よろしくね」
「やあ、いらっしゃい ゆっくり楽しんでね」
「あいっ、わたくちはプミ巡査長でしゅ よろしくお願いしましゅ ピシイィィ」
ピキの父親は南紀白浜署の元署長で、銃の腕前はかなりのものだった
「まあまあ、私はもう引退したタダのオヤジですよ」
「シンコ署長からくれぐれもそそうのないようにといわれまちた プミー」
「ハハハ、面白い子だね」
つい、口に出てしまったプミなのであった
4人はピキの父親が運転する車でアドベンに向かった
特別車両(早い話が三輪車)はトランクに入れてもらった
「ロウロウちゃんとは無事に会えたのね?」
結浜はピキに尋ねた
「ピキー(うん、あえまちたよ バースデーケーキも買ってプミ先輩とお祝いしたよ 今日は東京で用事があるといってたよ)」
「うんうん、ロウロウからケーキおいしかったとラインが来てたわよ」
そして車はアドベンに到着した
プミなのに気の利いたお土産をちゃんと用意してるwww
プミピキ警察24時~現場はアドベン その2
アドベンに着くと、4人は良浜の元に行った
「ピキー(ただいまー)」
「はじめちて、プミと申しましゅ よろしくお願いしましゅ これ、上野のおみやげのパンダのシュガーバターサンドでしゅ」
良浜はにこやかにプミを迎えてくれた
「いらっしゃい、あなたがプミちゃんね ピキから話はよく聞いてますよ あら、お土産ありがとう どうぞゆっくりしていってね」
「あいっ」
「おなかすいたでしょう 軽食だけど用意しておいたわ さあどうぞ」
良浜は奥の台所から料理を持ってきた
「さあ、ジュースをどうぞ」
「ピキー(ママ特製のジュースでしゅ)」
「いただきましゅ ゴクゴク おいしいでしゅ」
そのジュースはりんごとちょっとだけニンジンが入っていたがプミ気が付かなかった
ピキからプミのにんじん嫌いを聞いた良浜はそっと入れたのであった
良浜の料理はどれもおいしくて、プミはおなかいっぱいに食べた
サンドイッチやサラダのドレッシングにこっそりにんじんが入っていたことも知らずに
「ごちそうさま とてもおいしかったでしゅ」
「喜んでもらえて良かったわ」
プミピキ警察24時~現場はアドベン その3
「ピキー(少し休んだら、アドベンの中を案内しましゅ)」
「そういえば、ドラマのロケがきてたわよ かそうけんとかいってたわね 桜浜と桃浜はロケのお手伝いに行ってるわよ」
良浜が言った
「さわぐちやすこしゃんでしゅか」
「ピキー(あとで見に行きましゅ)」
少し休んだ後、プミとピキはロケ現場に行ってみた
ロケの手伝いをしている桜浜と桃浜にプミはあいさつをした
「初めまちて プミと申しましゅ ペコリ」
「いらっしゃい、ゆっくりしていってやー」
「うん、楽しんでね」
だくさんの人がロケを見学していた
ADらしき男性が指示を出していた
「はい、次はパンダ舎前で撮影しまーす」
「ねえ、あそこ、なんか大きなパンダがいましゅ」
「ピキー(誰かしら みたことないでしゅね けさのおおきなキャビンアテンダントに似てる気がするけど、まさかね)」
ADはそのパンダに話していた
「はい、シンコさんはそこにすわって笹を食べていてください
そこにマリコたちがやってきて写真を撮るシーンです 自然にふるまってくださいね」
「大丈夫よ、こう見えてもエキストラは場数ふんでるから ウフフバキムシャ」
シンコというエキストラの前にはたくさんの笹が用意されていたが、前の現場から中々演者が移動してこないので笹はどんどん減っていった
「笹が残り少なくなってましゅね」
「ピキー(だいじょぶかちら)」
シンコさんいたwww
プミはシュガーバターサンドをお土産に選んだのねー
可愛いし美味しいから喜ばれたろうね
署長にはかげろうを買って帰らなきゃね
アドベンの竹は京都大阪あたりから取り寄せてるそうですが美味しいですか?
グルメじゃなさそうだから大丈夫かなw