~~リーリーのドレス32~~
~夜の上野公園~
「大阪で買ったリンゴ飴、1つはプミちゃんの分だっただろう?」
「あれ、おじさんにあげてよかったの?」
「いいんでしゅよ、おじちゃんと剪定ごっこでキエーキエー言ってとっても楽しかったんでしゅ」ニコッ
「それに帰りに神戸でまたリンゴ飴買ってもらいまちた」
「あら、りんご。って面白い名前でしゅね」
「あそこ立ち上げの時にタンタンさんがアドバイザーとして参加したらしいよ」
つづく
>>330
あら、りんご。
タンタンさんのネーミングなんだw可愛いよ
シャンと手つないでお店に行ってリンゴ飴大とリンゴサイダーごちそうしたい
~~リーリーのドレス33~~
「店の名前もタンタンさんが言ったひと言から取ったみたいだ」
「タンタンさん何にも言ってかったから偶然行って驚いたね」
「タンタンさんはリンゴのお菓子のエキスパートだからね」
「エキスパンダーなら知ってましゅよ!プミ鍛えてましゅからね」エヘン
「違うよプミちゃん、リンゴの達人ってことだよ」フフフ
「おりんごのたちゅじんでしゅか、凄いでしゅね、尊敬しまつプミー」
「おかあしゃんの分、リンゴ飴の大10個で足りましゅかね?」ウフフ
「どうかなあ?」アハハ
つづく
~~リーリーのドレス34~~
「もうこんな時間だ ちょっと走ろうか」
「おとうしゃん…」
「なんだい、プミちゃん?」
「もうちょっと一緒に歩きまちょ」
「……うん」
~~
ゴゴゴゴゴォォオオーッ!ドスドスドスドスドス
爆風爆音と共に何かが走り抜けていった
~~
「何か通った?」
「何でしゅかね、KYO-TAI?」
「それでね、おとうしゃん…」ウフフ
「へぇー、そうなんだ」アハハ
夜の上野公園に手を繋ぎながら、ゆっくり歩くパンダの親子の姿があった
つづく