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プミピキ工務店~流し素麺を作ろう-2019/08/04(日)-その7〜その9

368: 以下、名無しにかわりましてVIPが実況します 2019/08/04(日) 16:01:29.62 ID:o9LwjQ+Y0

プミピキ工務店~流し素麺を作ろう その7

サン坊が昼寝をしてる間、親方、ピキ太郎 そして時々シンコが手伝って流し素麺ができあがった
全部竹で作り、スライダーもある本格的なものだ
横幅は人間の子供が入るくらい、幅が広い
流し素麺が終わった後は、竹を延長するとスライダーから組み立てたプールまで滑られるようにした
にわか雨に備えて、パラソルやテントの下を通って縁側の前まで竹を組んだので雨が降っても流し素麺が楽しめる
広いお屋敷の庭をふんだんに使って作ったかなり凝ったものになった
裏山から竹を切ってきて適当な大きさにカットしたり、竹ひごを作ったのはシンコだった
体力を消耗するので時々材料を食べていたようである
「なんとかできまちたね」
「ピキー(これは楽しそうでしゅよ、親方)」
「私がいなければできなかったわよ、ウフフ」
「ちゃんと素麺が流れるかどうかテストしないとでしゅ」
「ピキー(そうでしゅね ホースとくみ上げポンプをセットしましゅ」
「じゃあ、そうめんを茹でてくるわね 一袋でいいかしら?」
「あいっ、おねがいしましゅ シンコしゃん」
「ピキー(お願いしましゅ)」
シンコは台所に向かった

 

375: 以下、名無しにかわりましてVIPが実況します 2019/08/04(日) 18:19:46.71 ID:DclcSjrT0
>>368
体力を消耗するので時々材料を食べていたようである
wwwww

 

369: 以下、名無しにかわりましてVIPが実況します 2019/08/04(日) 16:02:50.72 ID:o9LwjQ+Y0

プミピキ工務店~流し素麺を作ろう その8

「さあ、素麺ができましたよ 終点にはざるを置いたほうがいいわね」
シンコは流し素麺の終点にバケツを置き、その上に大きなざるを乗せた
「ピキ太郎、お水、いってましゅかー?」
「ピキー(だいじょぶでしゅ 親方)」
ちょうどその頃、サン坊が目を覚ました
「クィー(むにゃむにゃ あ、なんかすごいのができてましゅ)」
「流し素麺でしゅ サン坊、流してみましゅか?」
「クィー(うん、やってみたい)」
「じゃあサン坊くんはピキ太郎さんがいるとこまで行ってね 私は素麺を持って行くわ ウフフチョットパクリ」
サン坊は竹で作った梯子を上がりピキ太郎のところに着いた シンコも続いた
ギシギシ
「ピキー(あ、シンコしゃんが登ることを想定してなかったでしゅ あとで補強しておかなきゃ)」
「はいこれ素麺ね ウフフ」
シンコは素麺が入った鍋を上に置くと梯子を下りた
「こっちはおけーでしゅ」
終点近くにいる親方が右手を挙げた
「ピキー(じゃあ、サン坊 これくらいおはしで取ってここから流すでしゅよ」
「クィー(うん、よいしょ ながしましゅ)」
チョロチョロ
水のが流れる音と一緒に一口分の素麺が竹のスライダーから流れていった