プミピキ工務店～流し素麺を作ろう-2019/08/05(月)-その１０（了）

プミピキ工務店～流し素麺を作ろう　その１０

「むむっ、シンコしゃんを真ん中に置いたのは配置ミスでちた　ﾌﾟﾐｰ」
親方はシンコを流し素麺の終点に行かせて、自分が中間地点に立った
始点のスライダーに戻ったピキ太郎、サン坊が素麺を流す
「ﾋﾟｷー（素麺流しまちたよー）」
「ｸｨｰ（ながしまちた）」
「きまちたー、ちゃんと流れてましゅ」
今度は素麺はちゃんと流れて終点のシンコまでいった
「きたわよー　ｳﾌﾌｼﾞｭﾙ」
こうして流し素麺のテストは無事に終わった
テスト用の素麺はもちろんシンコが食べた
親方は奥さんに言った
「奥さん、流し素麺こんな風にしまちた　素麺が終わったらこの組んである竹をプールまで持って行けば上から滑ることができましゅ」
「あらー、すごいのができたわね　孫たち喜ぶわ　皆さん、ご苦労様　さあ、アイスクリームどうぞ」
「ああっ、奥さん、アイスクリームとかアイスクリームとかどうじょおかまいなく」
「ﾋﾟｷー（大事なところなので2回いいまちた）」
「ｸｨｰ（アイスクリームおいしい）」
「働いた後のアイスクリームっておいしいわね　ｳﾌﾌ」
アイスクリームを食べ終わった親方達は道具を片付けて引き上げる準備を始めた 親方は請求書を奥さんに渡した
「請求書はこちらでしゅ　後日集金にお伺いしましゅ」
「はい、また電話しますね　それから、この流し素麺明日壊すのはもったいないからお盆明けくらいまで置いておきたいわ　他の人にもお見せしたいの」
「わかりまちた、解体していい日が決まったらご連絡くだしゃい　竹の処分もありましゅから」
「竹の処分…その時は私もまいります　ｳﾌﾌｺﾞｸﾘ」
「ﾋﾟｷー（忘れてまちた　シロアリ退治の費用はこちらでしゅ　調査料はサービスいたしましゅ）」
ピキ太郎は追加分のシロアリ退治の請求書を奥さんに渡した ピキ太郎が渡した請求書には
「シロアリ退治5匹　5000円也」
と記入してあった

おわり