タンタンのBirthday Party24
~8庭では~
ふて寝から目覚めたリーリー
「少し散歩でもするかな…トボトボ…プミちゃん…サミシイナ…」
トボトボ トボトボ
「リーくん!リーくん!」
裏庭からシンコが呼んでいた
「何だい、シンちゃん?」
「プミがねぇ、ちゃんとひとりで新幹線に乗っていたらしいわよ」
「キエー!何で知ってるの!?」
「王子のシロクマのみゆきさん、車内販売の同僚なのよ さっき電話で教えてくれたのウフフ」
「泣いたりしてなかったって?」
「アイスクリーム買って、嬉しそうに食べてたらしいわよ バニラのね この前と味が違うわね~」
「そうなんだ~よかった~」
「たがらね 心配しなくても大丈夫よバキムシャ」
「ありがとう、シンちゃん!」
「何だか元気が出てきたぞ!エッホエッホ」
(この前?この前って何だろう?ハテ?まっ、いいか♪)
つづく
タンタンのBirthday Party25
~王子動物園隣の庭~
ゴゴゴゴオォーーーッ!
「おやかたぁ~!プミちゃん出たーカワエエヤツヤ」
おじさんも大喜びだ
「キエー!キエー!暴れ太鼓が火を吹くぜぃ!」
ドドド ドドド ドドド
「雑草は一本残らじゅ地獄行きでつ!」
「新芽も一本残らじゅ地獄行きでつ!」
「プミちゃん!バーンや!」
「あぁっ、おじちゃんイヤ、でちよ…撃たれまちた~!」
クルリ、ドデーン
「ポカーン …プミちゃん、一体どうしたんや?撃たれ芸?」
結ねぇがあっけにとられている
「さあ、でちよ 一緒に剪定するでしゅよ 修行でしゅプミー!」
「で、でち?う、うん…うちやってみる」
結ねぇも一緒に走り出した
「プミちゃん楽しいなー こんなに思いっきり走ったの 久しぶりやー♪」
「プミ親方でしゅよ!」
「せやったなあ プミおやかたぁ~♪」
プミ・結「雑草は一本残らじゅ地獄行きでつ!」
プミ・結「新芽も一本残らじゅ地獄行きでつ!」
ドドド ドドド ドドド
キャッキャッ♪キャッキャッ♪
つづく
暴れ太鼓キタ━━(☆∀☆)━━!!!
キエー!はリーリー譲りだったかw
シャンが去った後はペンペン草も生えないwww