タンタンのBirthday Party32
司会「ではこれから、象のみどりさん送別会、カバのナミコさん、パンダのタンタンさん、そしてアドベンチャーワールドのパンダの結浜さんのお誕生会を始めまーす
ケーキ入場でーす」
「ケーキが入場?プミミ?」
ヨイショ ヨイショ
タライぐらいの大きさのケーキが10個運ばれてきた
「これはね、私と王子動物園婦人会の皆さんで作ったケーキなのー もうスライスして生クリームもサンドしてあるのよ」
司会「ではこれからタンタンさんの高速ナッペショーを行います!」
「…コソコソ…プミちゃん、ナッペって何やろ?」
「…コソコソ…結ねぇ、プミもわからないナッペ!」
「プププ、おもろいなぁプミちゃん」
タンタンは大きなバケツから10個のケーキの上に次々と生クリームを乗せていく
ボテッ!ボテッ!
パレットナイフを持ったタンタンが、まるで殺陣の師範のように鮮やかに生クリームをケーキに塗っていく
ウオォーーすごーい!パチパチパチ
「ぱてぃちぇでしゅよ!結ねぇ!しゅごいプミー!」
「タンタンさん何でもできるんやなぁ…素敵や…ママの言う通りや」
つづく
タンタンのBirthday Party33
「さぁ、ナッペが終わったわ 結ちゃん、プミちゃん、これをひとつずつ持ってね 絞り袋よ 生クリームが入っているから可愛く絞ってね」
「わぁ~うち初めてや…絞ると星型になっとる!」
「プミのはねぇ、まんまる!絞り終わると結ねぇのアンテナみたいにトンガリができましゅよ!」
「ホンマや~♪」
キャッキャッ♪キャッキャッ♪
「生クリームが絞り終わったらね、カットしたフルーツを乗せましょう 色々あるのよ~ブドウ、イチゴ、りんご…」
「おりんご~♪プミー!128しゃんもやりまちょ!」
128「は、はい、スイカもありますねー」
ガヤガヤガヤ できたー
ドスドスドス
(ん?おかあしゃんの足音?プミミ?)
「フゥ…ただいまー、やってるわねー」
「みゆきちゃん、お仕事終わったなのー?」
つづく