プミピキ大奥 ~ピキどのは女帝?その3
「ピキどの、なんだか前より乳臭くないでしゅね」
「ピキ-、ピッピー!(プミさまは相変わらず土ぼこりのにおいがしましゅね・・このたびピキは親ばなれしてきまちた!)」
「なんと!ピキどのはもう親ばなれちたのでしゅか!・・さみしくないでしゅか?グスンズルズルッあっハナミズが出まちた」
「ピコー(ピキは大丈夫でしゅよ、姉上達やプミさまも通った道でしゅ。ピキにはせんぱいがたくさんいて心強いでしゅ!)」
「さあさあ積もるお話もおありでしょうが、ピキさまこちらのおやつもいかがですか?」
「プミさまもどうぞ召し上がってくださいな」
「わーい!ごしょうばんがきまちたグフフ。あ、こちらのオレンジのはけっこうでしゅ、不調法なもので・・
それにしてもピキしゃんの厚遇はしゅごいでしゅね、女帝のようでしゅ。西太后もかくやでしゅよ」
「ピキピー(みんなわたちがさみしかろうと思って色々してくれましゅ。お部屋もお庭もあたらちくなっておやつも遊具もたくさんでしゅ・・ところでセイタイゴウって誰かちら??)」
プミさま土ぼこりのにおいwww
土ぼこりのにおいwww
プミのしっかりにんじんは結構でしゅするところが可愛い
プミピキ大奥 ~ピキどのは女帝?その4
オリンゴショリショリショリショリ・・
「おもちゃと言えばプミも新しいおもちゃがありましゅよエヘン、『ピキどのお人形しゃん』もありましゅ。ピキどのに会えないあいだ、そのお人形しゃんをかわいがっていまちた」
「ピッピキー!(お人形さんでしゅか?いいなあ!いちまさんかちら?)」
「ううん、丸太でしゅ」
「ピキッ?!(ま、丸太でしゅか?か、可愛いんでしゅよね?!)」
「あい、かわいいでしゅ。とってもかわいがり甲斐がありましゅ」
「・・ピコー(丸太・・可愛い・・丸太・・ああっ駄目でしゅ!!どういうことやらさっぱりわかりましぇん!)」
ショリショリショリショリ
「あと最近のお気に入りは竹筒でしゅ」
「ピピ?」
「そのへんの竹、というか残飯の竹で長之助お兄しゃん達が作ってくれまちたウフフ」
「・・ピキ-(・・小物入れ的なものかちら)」
「そうでしゅ!中におやつを入れてくれましゅグフフ。たいていはパッサパサの雷おこしみたいなお菓子でしゅ」
「ピピ?(そ、それは美味しいのでしゅか?)」
「パサパサでちょっとお喉が乾くけどおいしいでしゅ、プミは最近お水をよく飲みましゅよエヘン」
「・・(・・なんだろう、そのお菓子にめっちゃ興味がわきましゅ!)」
「プミは竹筒を開けるのが上手でしゅ~こう中空を見つめるようにちて、無心にコーロコーロコーロコーロとひたすらコロコロちます」
「ピキ-(コロコロでしゅね)」
「または空のお風呂に投げつけるとたいていカランカラーンと開きましゅ」
「ピッ?!(そ、それは正解なのでしゅか?!もっとおなごらしい開け方があるのでは?ああっ、その竹筒がすごく見たいでしゅ!!)」
丸太に困惑するピキどのw
マイペースなプミどのw
丸太でしゅwww
残飯の竹www
パッサパサの雷おこしみたいなお菓子www
もうプミピキ大奥大好き!
丸太を可愛がりw
可愛がりの意味が他とは違う子だもんねwww