プミピキ大奥 ～ﾋﾟｷどのは女帝?その5-2019/11/12(火)

プミピキ大奥 ～ﾋﾟｷどのは女帝?その5

語り(キョウコ)
お気に入りのおもちゃについて熱く語るプミ。いつの間にかすっかり鼻の穴もおっぴろげているのでした。

｢それと、あの緑色の古い帯シリーズの新作もありまちて｣
｢ﾋﾟｯ!(その辺の枝ぶら下げてたあれかい!あれシリーズ化しとるんかい!)｣
｢こんどはなんかこう～七夕さまの短冊みたいに切ってありまちて、たまにその辺にﾍﾟｲｯとほっぽってありましゅ｣
｢(え、それだけ?)｣
｢プミにもさっぱりわかりましぇんのでしゅよ。とりあえずこの前はお胸に乗っけてご飯を食べてみまちたが、なにも起こりませんでちた。『名札つけてるのww』って笑われまちたよ!ﾌﾟﾐｰﾌﾟﾝｽｶ!｣
･･････
(あーっもうプミさまのお話では何のことやらさっぱりわからへん!!見たい、その緑色のなんやらが見たいー!)
｢ﾋﾟｯﾋﾟｷｰﾋﾟｰ!!(プミさま!今からプミさまのお庭に行きまっせー、それ見せてぇな!)｣
｢あい!プミのお庭で遊びましょ!｣

白装束｢あらあらﾋﾟｷさま、芝生のお庭でないとお尻が真っ黒になってしまいますよ｣

｢ﾋﾟｷ-!(かまへんかまへん!芝生なんかなくてもプミさまのお庭はワンダーランドやでぇ!)｣ｽﾀﾀﾀﾀﾀﾀ･･･
｢ああん!ﾋﾟｷどの待ってぇ!お姉しゃん方、おリンゴごちそうさまでちた!｣ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ･･
｢ﾋﾟｷ-(プミさまｼﾛｱﾘ連れてってもええか?!)｣
｢ﾌﾟﾐｰ!虫しゃんはだめでしゅよー!｣

｢今日は特にわが大奥は賑やかだのう(ちょっと怖かったドキドキ)｣
仲の良い2人を、庭園の火の見櫓からこっそり見守る上様のお姿がありました

おしまい