ここは浜家の大きなリビング
家族皆が集まってこたつに入りながらテレビを観ている
永明「あ~ええ風呂やった」
結浜「あーお父さん、お風呂入っちゃったの?結も一緒に入りたかったのにぃ 」
「ああーごめんごめん 今度一緒に入ろうな」
そう言いながら、永明は結浜の頭をクシャクシャと撫でた。
結浜は、くすぐったいよと言うように目をぎゅっとつぶってニコニコ笑っていた。
良浜「パパ、今年は年越しそばどうします?」
永明「そうだなぁ、今年は家でのんびり食べようか?」
桃浜「テレビも見たいし、うちもお家で食べたいわ」
桜浜「うちは、たくさん食べられたらそれでええよ!」
彩浜「???おちょば?おちょばって何でちゅか?」
良浜「あぁそうだったわね。
彩ちゃんは去年は赤ちゃんだったから、年越しそば食べてないものね。
年越しそばってね、今日の大晦日の晩にお蕎麦を食べることで縁起の良い新しい年を迎えられますようにって、願いをこめて食べるのよ。
お蕎麦はね、ツルツルしていて美味しいのよ。 ニコニコ」
彩浜「ちゅるちゅる?さいひんも食べたいでしゅ」
永明「今年は彩ちゃんも、お蕎麦食べような!ニコニコ」そう言うと永明は彩浜の頬っぺたを両手で包んで、鼻と鼻をくっつけた。
彩浜は、撫でられて嬉しそうにキャッキャッと声を上げて喜んだ。
良浜「じゃあぼちぼち支度しぃひんといけないわね」
良浜がこたつから出て立ち上がろうとすると、
永明「あー良ちゃん、ええよええよ。わしがお蕎麦茹でるから、良ちゃんはゆっくりしてて」
良浜「あら、でも…」
永明「ええってええって、いつもやってくれてるんやから今日くらいゆっくりせな」
良浜「そうお?じゃあお言葉に甘えて…」
永明は良浜が坐り直すと、満足そうに目を細めた。
いつも忙しなく家族のために働いてる良浜にゆっくりしてもらいたかったのだ。
結浜「結もお父さんのお手伝いするー!」
永明「おー!そうかそうか!じゃあまずは…」
キッチンで永明と結浜は並んで、年越しそばの準備にかかった。
すると結浜はクルリとリビングの方を向いて叫んだ。
結浜「おねえちゃまー!ジャニーズJr.が出たら教えてねー!絶対だよー!」
桃浜「わかったよー!ジャニーズJr.ね!」
桜浜「Hey!Say!JUMPはいいのー?」
結浜「Hey!Say!JUMPもー!」
桜浜・桃浜「おっけー!!」
桜浜と桃浜はお互いの目を合わせてフフフと笑い合った。可愛い妹だなぁと言うように。
永明「お蕎麦が茹で上がったぞー!」
結浜「できたよー!」
良浜「桜浜、桃浜、冷蔵庫に海老天が入ってるから、温めて皆に取り分けてくれる?」
桜浜・桃浜「わかった!…ん?なぁに?彩ちゃんもお手伝いしたいの?」
彩浜がお手伝いしたそうに、桜浜と桃浜の足元にくっついている。
彩浜「さいひんもおてちゅだいしゅるの」
桜浜・桃浜「じゃ一緒にやろうね!」
彩浜「はいでちゅ」
永明「ほーら!茹でたてやでー!皆集まった!集まった!」
永明が大きなお盆に皆のお蕎麦を乗せて、リビングのこたつの上に運んだ。
桜浜と桃浜は海老天を、
結浜は蕎麦つゆを、
彩浜は箸置きをカゴに入れてもらって、ヨイチョヨイチョと運んでいる。
良浜「あらー!えらい豪勢な年越しそばができんやねぇ!美味しそう!ニコニコ」
永明「あぁ皆が手伝ってくれたから、こんなに美味しそうにできたんやね!ハハハ」
良浜「さあ、じゃあ皆で食べましょうか」
桜浜「そうしようそうしよう!桜浜おなかペコペコ~」
桃浜「あんたはいつもお腹すいてるとちゃうん」
結浜「桜浜おねえちゃまは食いしん坊だもん!」
彩浜「食いしん坊でちゅ!」
桜浜「えぇー!彩ちゃんまでー!んもー!ひどいなぁ」
アハハ ウフフ ニコニコ ツルツル オイシイネー アハハ ウフフ ニコニコ
今夜、浜家の大晦日は、皆が揃って家族団らんの時間をまだまだ楽しんでいます。
浜家の大晦日は賑やかだねー
ピキちゃんが末っ子キャラでかわいい
可愛い可愛い!!
ジャニーズのカウコン見てるくだりなんてうちの姪っ子たちそのまんまw
幸せそうな浜家の年越しのお話ありがとう!
ジャニーズのカウコン見てるのが面白いw
※彩浜の喋り方は、彩ちゃんはまだ小さくて可愛いので赤ちゃん言葉にしてしまいました。すみません。
※関西弁はエセです。関西は年越しそばがあるか分からないです。
色々すみません。