ゴロゴロ転がるリーリー を目を細めながら見ている永明のとなりにはタンコママが寄り添っていた。
「タンコよ、若いもんは元気でええなぁ。わしは疲れたからちょっと昼寝するかいなぁ。」
慣れた手つきでビーチチェアを広げた永明はヒョイと寝転んだ
「ふーーー。やっぱりボンボンベッドはええなあ~~」
「もう、永明さんったら ボンボンベッドだなんてクスクス」
タンママは永明の肩に頭を乗せて笑った
「あら?あそこに落ちてるアイフォーンがずっと鳴ってるわね?」
タンママはアイフォンを拾ってきて永明に渡した
永明は躊躇なく即電話に出た
「もしもしあなた?今どこなの?」
「シーちゃんワシや!」
「永明さん?なんで永明さんが主人の携帯に?主人はどうしたんですか?どうゆう事?」
シンコママは訳が分からなくなっていた
「ん?リー坊か?リー坊やったら今ワシの使いでアドベンの事務所に行かせてるんや。
マリンライブのイルカの女の子らが、『こんなブラックやわ!もう辞めたいわ!』とか言って太子町に帰る言い出してなあ!リー坊やったらイルカ女子にも人気あるし何とか丸くおさめてくれるやろ!はっはっは
ところでシンコママは今どこや?上野か?」
「そ、そうです。上野の自宅からなの
主人が何も言わず急に出かけたから心配してたんですよ。でも永明さんのとこなら安心しましたわ。ホッホッホ
じゃんじゃん主人を使ってくださいね。」
シンコママは怒りに震える気持ちをグッと堪えて対応した
永明との電話を切ると同時にスマホを握り潰していた。
日本パンダ協会の理事長を務める永明は絶対的存在だったのだ。
「リー坊ーーーー!いつまでも転がってないでこっちに来いやーーー!えらいこっちゃやでー!」
タンママがそっと渡した拡声器で永明は叫んだ。
転がり過ぎて円月島近くまで行ってた俺は永明師匠の拡声器の声で振り返った
師匠何を叫んでるんだろ?えらいこっちゃ?なんだろ?
俺はしばらくボーっと円月島を眺めた後クルリと向きを変え永明師匠の元へダッシュで走った
「リー坊 お遊びはもうおしまいやで、早よ上野に帰るんや!ええ嫁さんやないか
多分シーちゃんはこれからラウらとやけ笹するはずやから、その間にワシのステルスで先に帰っとき。あとはワシが上手い事やっとくさかい」
俺は家出の身なのに帰っても大丈夫なのか?しかしシンコの怒りは収まってないハズ
俺はやっとパラダイスに来たというのに
俺は悩んだ。永明師匠には逆らえない しかしシンコが怖い。怖い。
ラウママとやけ笹って・・・怖すぎる
どうすればいいの俺?
続きありがとうございます!
スマホを握り潰していたww
永明だった
永明だった
なんかワロタ
え、タンママって王子のタンタンのこと?w
ついにタンタンも登場www
ちなみにタンタン初出場回
379以下、名無しにかわりましてVIPが実況します2018/03/23(金) 02:05:56.46ID:/VJbGEt00
タンちゃんの店が一番落ち着くよ~ヒック
やだわリーさん呑みすぎよ。早く帰んなきゃ奥様待ってるわよ
タンタンのお店、雰囲気がいい!
リーリーめっちゃリラックスしてるww
タンママ素敵