シンママのママ友日誌-2020/05/16(土)

娘の友達に小雅ちゃんという子がいる。
優しくて可愛い女の子だ。
娘が行き来しているので自然と
そのお母さんとも親しくなった。
女手一つで子育てしながら働いてもいる。
私なんて夫のサポートなしではやっていける
自信ないのに本当に頭の下がる女性だ。
おやつ作りも上手くてご飯と醤油を混ぜて
焼くお煎餅というこんなシンプルなものが
とても美味しくバリバリ沢山食べてしまった。
私もやってみたがあの味は出せなかった。
年季と愛情の差だろうか？
いつか上手く作れるようになりたい。

続く～

彼女達の家はお世辞にもキレイとは言えない
古びたアパートだった。
今度の新居は部屋も余るし彼女を達に
無償で貸してあげようかしら？
そしてお金がたまったらもう少しいいところに
越せばいい。しかしわたしがそんな提案を
したところで彼女は断るだろう。
いい意味でプライドの高い人だ。
彼女の顔は深い皺が刻まれこれまでの
苦労が忍ばれた。意地悪な言い方だか
年よりグッと老けて見えた…
そんな私の視線に気付いてか彼女は
このシワはそれだけたくさん笑ったってこと
シミはこの子と外で沢山遊んだという印よ
と言いながら小雅ちゃんを抱き締めた。
そんな彼女をわたしは心から
美しいと思った…

上野のしあわせ家族☆
シンママのママ友日誌