今日の上野家
「パパ、ママは今日は遅いの?」
「うん、今日は新幹線の社内販売の仕事だからね 晩御飯は冷やし中華だよ」
「わーい」
その頃シンコは
「シンちゃん、お直しすんだなのー」
「ありがとう タンタンさん これで明日の本番も大丈夫だわ ウフフ」
「浅草サンバカーニバルがんばるなのー お土産にシフォンケーキ焼いておいたなの」
「ありがとう タンタンさん ウフフジュル」
シンコはこっそりと神戸に行って、タンタンにサンバの衣装の直しをしてもらったのでした
シンコさんがサンバ…迫力ありそうw
サンバカーニバル明日なのね
プミピキ工務店
親方はピキ太郎に尋ねた
「おう、ピキ太郎、山車はこれで完成かい?」
「ピキー(あい、親方これで完成す)」
「ふぅ、なんとか明日のサンバカーニバル本番までに間に合いまちた 依頼人はシンコさんの知り合いとか言ってたけど強度は大丈夫かねぃプミミ?」
「ピキー(通常の2.5倍にしたからだいじょぶだとおもいましゅよ きょたいでもだいじょぶすよ)」
「クィー(すごくおおきなだしでしゅ)」
「おう、サン坊が100人乗っても大丈夫でい」
「ピキー(一仕事終えたからカルピスのみましゅ)」
プミー、ピキー、クィー、キャッキャ♪
ピキ太郎は小声で言った
「ピキー(シロアリ、強度はもうちょっと補強しといてな)」
親方のてやんでえ口調好き
100人乗っても大丈~夫ってどこかで聞いたようなww
ピキ太郎が何気にあんちゃん口調だねw
プミピキ警察署 署長室
コンコン♪
「はあい、どうぞ」
「プミ巡査長でしゅ」
「ピキー(ピキ巡査です お呼びでしゅか)」
カチャ♪
「プミー? あのそこの派手なきょたいしゃん、署長知りませんか?」
「ピキー(せんぱい、もしかしたらこの人が)」
「ウフフどう? サンバの衣装よ」
「プミー!しょしょ署長それで警備するんでしゅか?プミミ?」
「そうよ 頼んでおいた山車もできたし、サンバカーニバルにも出られて一石二鳥よ ウフフ」
「ピキー(かえって目立ちそうでしゅ)」
「さ、あなた達の衣装も用意してあるわ 早く着替えなさい」
「えー、私達もサンバ踊るんでしゅか?」
「ピキー(ねぇねたちに少し教えてもらったから大丈夫でしゅ)」
「あ、それから踊るとお腹がすくから、後ろの羽のところに笹や竹を入れておくといいわよ ウフフジュル」
こうして3人は警備という名目でサンバカーニバルに参加しました
そんな3人を羨ましそうに見ていたのが約一名…
「いいなぁ サンバ 華やかなドレス(やや裏声)」
やや裏声w
サンバ踊りながら警備w
リーちゃん…w