パティスリーﾌﾟﾐﾋﾟｷの配達員しゃん🚲-2023/12/24(日)-クリスマスの上野一家

～クリスマスの上野一家

今日はクリスマス
今年もシンコさんはクリスマスケーキ販売のお手伝いをしてました
「ふぅ、ようやく終わったわ　なんとか完売して良かったわ　ｳﾌﾌ」
シンコさんは店長からサービスでもらったクリスマスケーキを持って帰りました

カチャ
「ただいまー」
「ママおかえりー　ｸﾙﾘﾝ」
「おかえりなしゃい　ママ」
「シンちゃんお疲れ様　お風呂わいてるよ」
「ありがとう　あとで入るわね　はい、クリスマスケーキ」
「あれ？ケーキならあるよ　昨日作ってまだ半分残ってるよ」
「あ、あらそうだったかしら　これ、店長さんがサービスでくれたのよ　どうしましょう、食べきれないわよね」
「ちょっとそこのひとたち、誰か忘れてましぇんか？」
「あ、ねえね」
「ねえね、わーい」
「シャン？　あなたいつ来たの？　ちゃんと蘭蘭さんや何さんには言ってきたの？」
「だいじょぶ、お手紙書いておきましたよ　ｴﾍﾝ」
「まさか『探さないでください』とかじゃないでしょうね？　ﾁﾗﾘ」
「ち、ちがいましゅよ　ｱｾｱｾ」
「まあまあ、シンちゃん、さっき僕からも連絡しておいたから」
「そう、それならいいけど」
「だからケーキはいくつあってもだいじょぶでしゅよ」
「わーい、ケーキ」
「たくさんたべれるー」
「あまりたくさん食べるとお腹壊すから分けて食べようね」
「はーい」
「ところで、明石家サンタは今夜でしゅかね？」
「それ、ゆうべやったー」
「うん、ゆうべだったわよ　ねおちしちゃったけど」
「ええー、そうだったの　昨日はケーキの配達で疲れてバタンキューでちたよ　ﾁｮｯﾄｶﾞｯｶﾘ」
「シャン、あなたも年頃なんだからそろそろ大人の自覚を持つようになさい　来年、お見合いあるかも知れないし」
「えー、お見合いでしゅか？　隣のガンなんとかって子がお喋りなんでしゅよ　ﾌﾟﾐｰ」
「ｶﾞﾀｯ　みみみ見合いだって？　ｸｼｸｼ」
「パパ、どようちてる　ﾍﾞﾋﾞｰ」
「どうようよ　ﾍﾟｼｯ」