今日はハロウィン。閉園後にキョウコさん宅で、かぼちゃの煮つけとお菓子が振る舞われます。
昨日の閉園後に小Y頭さん・小雅ちゃん母娘がお手伝いに駆けつけて、今夜の準備は万端です。
煮つけはキョウコさんと小Y頭さん、ケーキやパイはクーさんとウタさんが丁寧に作りました。
そして今回は、ポンくんもお菓子作りを頑張りました。小雅ちゃんとクッキーを焼いたのです。
「俺のクッキー、みんなもらってくれるかな…」
そわそわうろうろしているうちに日が暮れました。そろそろキョウコさんの家へ行く時間です。
「どっこいしょ」と立ち上がりドアを開けると、大きなかぼちゃが視界に飛びこんできました。
大きなかぼちゃは宙に浮き、日が暮れて薄暗い通路をふよふよと漂っているように見えました。
「か、かぼちゃ?なんだよこれ」
「ジャック・オー・ランタンだ」
大きなかぼちゃが振り向いてしゃべりました。これは確かに、ジャック・オー・ランタンです。
正確に言うと、ジャック・オー・ランタンの被りもので仮装をしている「誰か」でありました。
重低音ボイスに厚い胸板、同じ目線の大きな身体。
ポンくんは「誰か」の正体をすぐに見抜きました。
「ちょ。文字通り化けて出てきやがった」
「どんぐり寄越せ、いたずらされたいか」
「もう痛みはないんだな?立ち上がれるんだな?」
「どんぐり寄越せ、ホッケや鮭でもいいんだぜ?」
「…お前なあ」
「…へへへっ」
この後「誰か」はジャック・オー・ランタンの仮装のままで、アルンくんの夢枕に立ちました。
「4歳のお誕生日おめでとう」と伝えたかったのですが、アルンくんを泣かせてしまいました。
「だから言ったじゃろ、今回は会うのはポンくんだけにしておきなさいと」
「か、仮装が本格的すぎたんだよ!お盆は可愛いコスプレしよ?ね?ね?」
梅梅保育園のバスの中、ポロくんを一生懸命に慰めるじいじとお兄ちゃんの姿がありました…。
>>425
良かった書けた
クマたちの丘のかぼちゃ料理でHappy Halloween
アルンくんへHappy Birthday
ポロくん仮装して来てくれた!ポンくん嬉しかったね
びっくりして泣いちゃったアルンくん可愛いw
ポロくん!
>>425
ハロウィンの素敵なお話ありがとうございます!
もしかして梨男さんでしょうか?(違っていたらすみません)
ポロくん来てくれたー!
仮装が上手すぎてアル坊のことはちょっと驚かせちゃったみたいだけど、ジャック・オー・ランタンの正体がポロくんだとわかったらきっとアル坊も大喜びだったはず
クマたちの丘のハロウィンパーティー、私も行ってみたいです
>>425
ポロくん、ポンくんにはわかったけどアル坊を泣かせてしまったね
またアル坊の夢枕で謝らないとねw
作家さん、楽しいお話をありがとシャンでした
>>425
「めいめいほいくえん」のバスがあるのねウフフ
良かったらコラをみてみたいです
このバスもすごいかわいい!
じいじも運転手のおちごとできて嬉しそう
大型バスだ!
じいじ、カッコいいよ!