〜早くも蝉が鳴き始めた6月の最後の休園日〜
「シャオ坊、レイちゃん、ママの誕生日ツアーの荷造りはできたかのぅ？」
「あ、じいじ！暑い中ススゥっとお出まし、こんにちは ﾊﾞﾌﾞｰ」
「今ねボクちん達の4歳グッズを箱詰めしてるの。
母しゃん父しゃんにいにねえねの分の4セットでいいよね ﾍﾞﾋﾞｰ」
「シャオとあたちのクッションがかさばるの、えいっえいっ！ ｺﾝﾆｬﾛﾊﾞﾌﾞｰ」
「おや、リンリンさんいらっしゃい。麦茶と冷やし煮卵どうぞ」
「おぉ、かたじけない。キョウコさん、お体の調子はいかがかな。
中国へ付き添いはありがたいが無理させないか心配じゃよ」
「ちょうど早めの夏季休暇もらえて調子はいいですよ。
雅安はしばらく雨予報で涼しそうだし、順豊航空さんに行きも帰りもお願いしてるから大丈夫ですよ」
「おぉ、素晴らしい(まさかチャーター機か？貨物コンテナに隠れて行くのか？どんな手を使ったんじゃろ)」
「じいじ、ダミーロボットの操縦はバッチリ？美人の子パンダっぽく振る舞って欲しいの ﾊﾞﾌﾞｰ」
「ボクちんはアイドル子パンダっぽく、カッコイイけど可愛らしさも忘れずにね ﾍﾞﾋﾞｰ」
「フォッフォッフォ、4歳にもなると要求もはっきりしてくるのぅ。経験豊富なこのじいじに任せなさい」
続く
続き
「レイちゃん、あとパンダ団子のカードも入れてくよ ﾍﾞﾋﾞｯ！」
「あー！4歳記念タンブラー忘れてた。えー？どこも売り切れてる！どうちよう､､､ ﾊﾞﾌﾞｰ涙」
「(レイちゃんが忘れるなんてどうしたんだろう)レイちゃん泣かないで。
えっと、キョウコおばさん、父しゃんと母しゃんのタンブラーまだあったよね？」
「あるよ590セット残ってるよ(商機を逃したねぇ最近少し売れたけど)どうするんだい？」
「RiRiをXiaoXiao、ShinShinをLeiLeiって書き直したらダメ？
ボクちんたち父しゃん母しゃんにとってもよく似てきたよ ﾍﾞﾋﾞｰ」
「うーん(すぐにバレちゃうねぇ、転売されてるのを買うのも嫌だしねぇ、どうしたものかね)」
「シャオ坊、レイちゃん、4つならわしのを持って行きなさい」
「嬉しいけどじいじがグルメツアーして集めたんだもの、もらえないわ ﾍﾞｿｶｷﾊﾞﾌﾞｰ」
「せっかく誕生日に会いに行くんだから持って行きなさい。
わしから園のお偉いさんに増産を頼んでおくから心配せんで大丈夫じゃよ」
「ありがとーじいじ！(抱きつくシャオレイ)今からみんなでお願いに行こう ﾍﾞﾋﾞｰﾊﾞﾌﾞｰ」
「おぅ、行こう行こう、ついでに園内でもデザート入れて売ってもらえるようお願いじゃ。
合計200キロは嬉しい重さじゃのぅー ﾌｫｯﾌｫｯﾌｫ」
「これから夏休みでお客も増えるし、ひんやりデザート入れれば売れるんじゃないかね。
園には頑張ってもらおうねぇ ﾄﾞｯｺｲｼｮ」
シンコさんのお誕生日まであと3日、家族揃ってのお祝いが楽しみです
終わり
みんなで雅安に行くのね
わちゃわちゃと荷造りしてるシャオレイ可愛すぎ
キョウコさんも一緒だとなにかと安心ですね
じぃじ、大きくなった孫たちの重みは幸せそのものだね
可愛いお話きてたー！
シャオくんとレイちゃん、シンコさんのお誕生日ツアーに行くのね！
キョウコさんが一緒に行ってくれるなら私たちも安心です
あっという間に完売しちゃった4歳記念タンブラーもじいじから譲ってもらえてよかった
じいじはダミーロボットの操作よろしくお願いしますね
みんな揃って楽しいお誕生日になりますように
（サムネ：わいわい）