プミちゃんの誕生日10
~園内某所~
キャッキャッ キャッキャッ
「ねぇ、長田しゃんどこまで行くのぉ?」
「もうちょっとだよ」
(この幸せよ永遠にでしゅ プミー♪)
トコトコトコ
「若田しゃん、楽ちいねぇ♪」
「そうだねぇ、シャンシャン」
キャッキャッ キャッキャッ
2人の飼育員と手を繋ぎなから楽しそうなプミ
「おーい長田くーん!」
「あっ、園長おはようございます」
「おはようございます」
「おっ若田くん、シャンシャンも」
つづく
プミちゃんの誕生日11
「…お、おはようしゃんでしゅ 園長しゃん…」
「おはようございます!シャンシャン ニコニコ」
「…ボソッ…幸せな時間は終わったんでしゅね…ショボーン…」
「実はね、もうすぐ再開園ですよね?それでシャンシャンに園内の整備を手伝って欲しいんです」
「えっ、プミは…か弱い女の子でしゅよ…それに天気も悪いでしゅし、足が泥んこだらけになったら…イヤンイヤンなんでしゅが…」
「そんなこと言わないで僕も若田くんも手伝うよ、シャンシャン!」
「長田しゃん…」
「シャンシャン、王子動物園に上野動物園代表で行っただろう?」
「若田しゃん、確かに行きまちたが…」
つづく
プミちゃんの誕生日12
「あれ、凄く評判良かったらしいよ!」
「若田しゃん…ふ、ふぅん…プミー…」
「王子動物園の園長に聞いたのですが、シャンシャンの評判を…」
「ひ、評判?プミミ?」
「…コソコソ…園長、プミ親方と呼んで下さい…ボソボソ」
「あっ、そうだったね、長田くん…シャ…ン…プミ親方!松平造園のプミ親方の評判です ニコッ」
「プミ親方でしゅか!?ムズムズ」
「そうなんですよ!松平造園のプミ親方の仕事ぶりが素晴らしかったと聞きましてね ぜひうちでもお願いできないかと ニコニコ」
「そ、そうでしゅか…素晴らしい仕事ぶり…ムズムズ」
つづく
プミちゃんの誕生日13
「まぁ、とりあえず現場を見てもらえませんか?」
「そうでしゅねぇ、それほどまでにおっしゃるなら ニマニマ」
トコトコトコ
「こちらです だいぶ繁ってしまって何とかならないかと…プミ親方の力で」
「プミ親方の力でねぇ…グフフ プミー」
しばらくして…
「キエー!キエー!暴れ太鼓が火を吹くぜぃ!」
ドドド ドドド ドドド
「雑草は一本残らじゅ地獄行きでつ!」
「新芽も一本残らじゅ地獄行きでつ!」
クルリ、ドデーン
つづく
久々の松平造園のプミ親方の仕事ぶりが見れて感謝感激雨アレレ?ですw
うれしいなー続きありがとしゃんでしゅ!
>>164
お楽しみは長く続いたほうが嬉しいのでお気になさらないでくだしゃい♪
両手に花でウキウキのプミしゃん、めっちゃ鼻の下伸びてそうw
>「新芽も一本残らじゅ地獄行きでつ!」
新芽はだめーw
親方ーーー!待ってましたーー!
かわいいね。プミ太郎。
禿げ庭…じゃなかった涼しげなお庭になった時の衝撃は忘れられないです
親方の最初のおちごとでしたね