プミちゃんの誕生日14
~前回までのお話~
3歳の誕生日当日。リーリーとシンコはプミに内緒でケーキを焼いて、誕生会を開こうとしています。泥だらけになりたくないと嫌がるプミを、飼育員の長田さんと若田さんが外に連れ出します。ついに松平造園のプミ親方の「剪定」が始まりましたが、早速派手に転んでしまいました…
プミちゃんの誕生日15
「あっ、長田さん!シャンシャン転んじゃった」
「本当だ!泥だらけじゃないか、助けないと!大丈夫かい?」
2人は駆け寄り、助け起こそうと手を差しのべた。
パシィッ!!その手を払いのけるプミ
「何を生ぬるいこと言ってるんじゃー、プミー!!」
「!?」
「のぅ、長、若よぉ…松平造園のプミ親方のでちになったからにはよぉ」
「でち!?」
「でち!?」
「泥だらけになっちゃうイヤイヤーとか甘っちょろいことは言ってられないんでしゅ…られねぇのよぉ、プミー」
プゥクスクス
2人は笑いを堪えながらも一緒に走り出した。
つづく
プミちゃんの誕生日16
「キエー!キエー!暴れ太鼓が火を吹くぜぃ!」
ドドド ドドド ドドト
「雑草は一本残らじゅ地獄行きでつ!」
「新芽も一本残らじゅ地獄行きでつ!」
「若!もっと気合い入れなちゃい、プミー!」
「は、はい!あれ?この感じ懐かしいような?」
「わぁ、シャンシャン長靴に纏わりつかないでくれーーー!」
クルリ、ドデーン
「長、プミ親方と呼びなちゃい!転んでないで真面目にやりなちゃい!プミー!」
「はーい!プミ親方!」
ドドド ドドド ドドド
つづく
プミちゃんの誕生日17
キャッキャッ キャッキャッ
「楽ちかったねぇ、また3人で遊ぼうねぇ♪」
「そうだねシャンシャン、あっ頬が汚れてる。拭いてあげるよ」
フキフキ
「長田しゃんありがとでしゅドキドキ」
「あっ、ずるいぞ長田さん!左頬は僕が拭きますよ!今日は特別な日だから綺麗にしないとね」
フキフキ
「若田しゃんありがとうでしゅドキドキ…特別な日ってなあに?」
「何だろうねぇ…さあビーリーとシィエンニュが待ってるから帰ろうか」
「うん」
3人は行きと同じように手を繋ぎながら帰っていった。
キャッキャッ キャッキャッ
つづく
可愛いお話しありがとシャンです。久しぶりの親方にマスクの下の口元が緩みっぱなしです
プミ親方きたーwww
かわいいお話ありがとうございます!
待ち時間に一生懸命スマホ入力している人を見かけたら作家さんかな?とガン見してしまうかもw
待望の続きをありがとうございます
並んでいる間にだなんてすごいです!
プミ親方パワーアップしていますねw
現地お疲れ様です&お話の続きありがとうございます!
長田さんと若田さんでプミちゃんのほっぺの取り合いかわいいw
プミちゃんモテモテだね
プミ親方に会いに並んでいる時間に書いてみました。
親方はまだ寝ています。