ひとりきりのランウェイ20
「そうなのー、実はもう決めてきちゃったのー」
「バイトって何するんだい?タンタン」
「BA○Y三宮店でスタッフを急募してるの(実話)」
「BA○Y?」
「○妻物語の深○ョンの着ていたロリータ服のブランドよ」
「桃○ちゃんだね」
「…役名!?おじさん、詳しいわね」
「いやぁ、おじさんは、イ○ゴちゃん派だったなあハハハ」
「イ○コちゃんじゃなくて、イ○ゴちゃんって言うなんて本当に好きなのねウフフ」
「照れるなあハハハ」
「そこで接客のバイトをするのよ~」
「タンタン、接客なんて大丈夫かい?」
「本当は縫製のバイトが良かったんだけど、そちらは東京なのよねぇ」
つづく
ひとりきりのランウェイ21
「どうしてこのタイミングで?最近忙しいだろう?」
「うん、リーリーくんのピンクのドレスね…いまいち納得がいかないのよ それでバイトをしながら勉強したいなあと思って…」
「そうか、大変そうだけど、それで納得のいくドレスが作れるといいなあ おじさんもできるだけ協力するよ」
「ありがとう、おじさん しばらく動物園にいる時は寝てばっかりになっちゃうかもねウフフ」
「具合が悪いかとお客さん心配するよータンタンは神戸のアイドルなんだからね」
「ありがとうウフフ」
「タンタンもロリータ服着るのかい?」
「これからはサイズの大きいラインも作っていきたいみたいで、その試作品を貸してもらえるみたい」
「可愛いだろうなあ…隠れて見に行っちゃおうかなあ」
「ダメなのー!恥ずかしいからー」
ウフフ ハハハ ウフフ ハハハ
つづく
タンタンさんとおじさん、いつもすごく仲良しでほっこりする
ひとりきりのランウェイ22
~ある日の都内某スタジオ~
「ピキピキピーッ(3着目はビタミンカラーの鮮やかな黄色のミニのドレス!
躍動感のあるこんな感じの照明でどうでしゅかね?)」
「ふーんプミー」
「ピキー!(曲もポップなナンバーを持ってきまちたた)」
「ふーんファーア」
「ピキピーッ!(で、どうちましゅか!?)」
「夢がM○RIM○RIな感じでお願いプミー」
「ピキ…(もっと具体的な意見を…)」
「こういうのってぇ、コンピューターに打ち込みしてチャッチャッとできるんでしゅよねぇ? わたくちは、当日になれば、エクジェクティブプレデター、コホンッ総合演出として全体を見ましゅよエヘン」
「ピキピキピーッ…(だめだこりゃ…)」
つづく
ひとりきりのランウェイ23
コンッコンッ
100「失礼しまーす」
「あっ、100しゃーん!プミお仕事頑張ったのー頭ナデナデしてぇ~」
「ピキピーッ(いつもすみましぇん100しゃん)」
100「頑張りましたね~ナデナデ」
「ウフフそうなんでちゅ」
100「今日のおやつはカステラですよ シンコさんがケーキ屋さんに行って、長崎カステラが焼けるくらい大きなオーブンを借りるお願いに行ったらしいんです
そこのお店で買ってきてくれました」
「カステラには日本茶でしゅかね、コーヒーも以外と合いましゅよね、あぁ、どっちにしよう…悩ましいでしゅねシンケンモード プミクロウ」
「ピッピピキー!(仕事もそのくらい真剣に頼みましゅよ全くもぅもぅ!)」
「ねぇぇ、100しゃんはどっちがいーい?」
100「そうですね、やっぱり日本茶ですかね」
「じゃあ、入れてきましゅねっ!」
イソイソ スタスタスタ
つづく
100さんに甘えるプミきゃわいいーー
労働民、お腹空いたわ…ジュルリ