ひとりきりのランウェイ36
「……ありがとう、おじさん」
「ウッ、ウッ…」
「私もおじさんがいる神戸に、私に会いに来てくれるこの王子動物園に出来たらずっといたいな……でももしも中国に帰ることになったら、『離れても人の心は変わらない、きっとパンダしゃんの心も変わらない』この言葉を思い出してね」
「いい言葉だね 誰が言ったの?」
「プミちゃんが教えてくれたの」
「プミちゃんが!?あんなに小さいのにしっかりしてるなあ」
「元々は上野の飼育員さんが仰ったんですって」
「飼育員さんが?おじさんも泣いてないで、しっかりしないとな、ごめんなソウソウ…タンタン」
「ううん、すごく嬉しかったわ おじさん、だーい好きウフフ 誕生日はちゃんと動物園で働こうかなあ 最近ダミーパンダに頼りきりだったから」
「そうだね たくさんのお客さんがタンタンに会いに来るよ」
ウフフ ハハハ ウフフ ハハハ
つづく
すみません、抜けてました
「皆が」私に会いに来てくれる
でした
ひとりきりのランウェイ37
~ある日の上野動物園~
8月15日
メンバー表
総監督…シンコ
A監督…唯ちゃん
B監督…桃ちゃん
C監督…桜ちゃん
A いちご新聞ダイナー
B マイメロディカフェ
C KAWAII MONSTER CAFE(ハローキティコラボ)
「シンちゃん、何書いているんだい?」
「15日のメンバー表よバキムシャ」
「ステッカーとコースターをコンプリートして、プミちゃんとピキちゃんにプレゼントするんだね」
「そうよ(マイメロカフェはリーくんの分も集めるわよ…) リーくんはBチームが、いいわよね?」
「ごめん、シンちゃん この日はタンタンさんに用事を頼まれたんだ 男手がいるんだって」
「あら、そうなの タンタンさんにはお世話になっているから、いってらっしゃいねモグモグ」
「うん、悪いね」
「こっちのことは心配しないでねニコッ」
「ありがとう、シンちゃん」
(自分の誕生日の準備なのに、雑用に呼び出されて全く疑問に思わないなんて…リーくんたらお人好しねぇ…そこがいいところなんだけどウフフ)
つづく
たびたびすみません
唯ちゃん→結ちゃん
泣ける
いよいよ!ワクワクしてきましたーー!
リーリー→中日→ピキしゃんの誕生日イベントが始まりましゅ