タンタンのBirthday Party1
~ある日の上野動物園パンダ舎~
『上野動物園 プミさま
9月15日に元の動物園に帰るゾウのみどりちゃんのお別れ会を行います。
その後は少人数でパーティーをしたいと思っています。
恥ずかしいんだけど、私の誕生日パーティーも兼ねているのよ。
プミちゃんは上野動物園代表で来てね
待ってます。
(おじさんも楽しみにしています)
タンタン』
「本当に一人で大丈夫~プミちゃん?僕も一緒に行こうか?」
「大丈夫でしゅよ!プミは上野動物園代表で行くんでしゅからっ!エッヘン」
「白浜からは結ちゃんも行くみたいだから、大丈夫よバキムシャ」
「結ねぇも!?楽しみでしゅ!お姉ちゃんができたみたいでしゅねウキウキ」
「あれ?タンタンさんの誕生日って16日じゃないのかい?」
「そうね、当日はお祝いに来てくれたお客さんに会いたいんですって」
「営業は大事でしゅよコホン」
つづく
タンタンのBirthday Party2
~ある日の上野動物園パンダ舎~
「はいシンちゃん、水筒に麦茶いれておいたよ 暑さがぶり返してきたからね」
「ありがとう、リーくんニコッ」
「おかあしゃん、いってらっしゃーいプミー!」
「いってきまーすウフフ」
~~
「おとうしゃん、今日お台所で火をちゅかってもいいでしゅか?」
「僕がついていればいいよ 何を作るんだい?」
「タンタンしゃんにおりんごジャムをちゅくってプレゼントしたいんでしゅよ その練習でしゅ」
「お誕生日のプレゼントだね プミちゃんは子供用包丁でりんごもカットできるんだもんねスゴイネ!」
「グフフそうなんでしゅエッヘン」
「そうだ、ルビー色のジャムなんておしゃれじゃないかな?」
「ルビー色ってなーに?プミミ?」
「りんごの皮を剥かないで煮るとキレイなピンク色のジャムになるらしいよ」
「へぇー、プミ皮を剥いたのと両方ちゅくりたい!」
「じゃあ、そうしようか 皮を向かない方は無農薬がベストだけど、なかったらよく洗ってね」
「おとうしゃん、料理番組のしぇんしぇいみたいでしゅね!カッコイイでしゅプミー!」
「エヘヘそうかなぁ?照れるなぁフフフ」
つづく
タンタンのBirthday Party3-1
シンクに大きなボウルを置いて水とりんごを入れ、背伸びして洗い出すプミ
「おりんごしゃん可愛いでしゅね~キュッキュッしまちょう♪」
「プミちゃん、この台に乗ると楽だよ」
「ありがとしゃんでしゅヨイショ」
プミは台の上に乗り、まな板に乗せたりんごをカットし始めた
「まじゅは櫛形切りにちて…テキパキ」
「プミちゃん手際がいいねぇ、シンちゃんやタンタンさんと、りんごのパウンドケーキ作ったんだもんね」
「そうなんでしゅ、プミはおりんご係だったんでしゅよエヘヘ」
「楽しそうだなぁ~僕も何か作りたくなっちゃったよ」
「アフタヌーンティーでしゅよ」
「えっ?」
「タンタンしゃんのおうちに王子のおじさんが買ってくれた、アフタヌーンティーセットがあるんでしゅよプミー!」
「そうか、じゃあスコーンでも作ろうかな ジャムと合うしねフフフ」
つづく
タンタンのBirthday Party3-2
「…スイーツ男子なんて言葉もあるし、お菓子作りが好きなのはシンちゃんにオープンにしてもいいよなぁ…女装と違って…ブツブツ」
「おとうしゃん…大丈夫でしゅか?心の声が漏れていましゅよプミミ?」
「えっ、あっ、どうしよう?どう思う?」
「リー子おねえたまにならなくても、リーくんおとうしゃんで平気でしゅよ!ぱてぃちぇも男の人多いでしゅウフフ」
「そうか、そうだよね!ありがとう、プミちゃん!」
こうして、ジャムを作るプミと、スコーンを作るリーリーは並んで作業を始めた
「トントントン おままごとたのちいな♪ はい、ご飯ができまちたよ、ぼくしゃん ウフフ プミー」
「ぼくしゃん!?」
「ママ、可愛いぼくしゃんのために一生懸命ちゅくったのよプミー!」
「あ、ありがとうでしゅママ、おいちいよフフフ」
つづく
皆さんのレス
プミちゃんの一人旅
心配だけどワクワクします
で、シンコさんも新幹線の売り子さんの仕事を入れそうw
新作きたー!
一人旅大丈夫かな
続き楽しみにしてます
なるほど、だからピキちゃんでなく結ちゃんなんですね!納得です
プミの一人旅、どんな珍道中になるんだろうw 続き楽しみに待ってます
台に乗っておりんごトントンするプミしゃんかわええ
なぜかジャム作りに詳しいリーリーww
プミちゃん、庖丁を使ってりんごをカットするのができるのね すごいねー
甘くておいしいジャムができそうだね
味見係はおかあしゃんかしらねw
味見で終わればよいけどwww
リーちゃんのスコーンにプミちゃんが作ったジャムをぬって食べてみたいね
飲み物はお紅茶かちらね
721「リーリーのスコーンにプミちゃんのジャムぬって食べれるなんて!」
かわいいなぁもう
プミちゃんとリーリーとアフタヌーンティーしたい
「お紅茶はいりまちたよ~カタカタカタ」
「>>727しゃんでしゅ プミがお紅茶を入れましゅよニコッ」
727「リーリーのスコーンに、プミちゃんの作ったジャムに、プミちゃんのいれたお紅茶…キエー!!」
つづく
いくら払ってもでもいい、リボ払いでもいいw
720「プミちゃんのジャム!夢のよう…」
ピキちゃんではなく結ちゃんにしたのは、お誕生日がタンタンと近かったからです