タンタンのBirthday Party9
~上野公園夜~
トコトコトコ
「静かな夜ねぇ 月がキレイ」
トコトコトコ
「たまにはゆっくり歩こうかしら」
トコトコ…ん?…トコトコトコ…クンクン…ん?
「遠くの方で、何かいい匂いがするわ…おやつがあるのかしらワクワク♪やっぱり軽く走って帰ろう!ヨシッ!」
ゴゴゴゴゴォォオオーッ!ドスドスドスドスドス
ゴゴゴゴゴォォオオーッ!
~上野動物園パンダ舎~
「ただいま~ハァハァ…ウフフ(ちょっとだけ息があがったわ…フー)」
「おかえり~シンちゃん」
「おかえりなしゃい!おかあしゃんプミー!」
つづく
タンタンのBirthday Party10
「そのテーブルクロス出したのねぇ?お客さん来たの?」
「プミのファンの方3人がいらちたのよエヘヘ」
「ティーパーティーをしたんだよね~」
「あら、私もお会いしたかったわ~ニコニコ」
「これプミがちゅくったおりんごのジャムでしゅ タンタンしゃんにプレゼントしたいのプミー」
「プミすごいじゃない!タンタンさん、きっと喜ぶわよ~2種類あるのね、おいしそうジュル」
「コソコソ…あのね、おかあしゃん…若田しゃんに味見ちてもらったの~キャッキャッ♪」
「コソコソ…あら、よかったじゃない?長田さんはいなかったの?」
「コソコソ…今日はお休みだったんでしゅ」
「コソコソ…あらぁ、残念ねぇ~キャッキャッ♪」
「2人とも何の話だい?」
「女のひみちゅでしゅよ!おかあしゃん言っちゃだめぇ!はじゅかしい…プミー!」
「はいはい、言わないわよ~リーくんごめんねぇ…小さくてもプミはレディなのよ」
つづく
タンタンのBirthday Party11
「ふぅん…男親って寂しいなぁ (気を取り直して…)僕もスコーンを焼いたんだよ、シンちゃん」
「まあ、リーくんもお菓子作れるのー!知らなかったわビックリ」
「うん、実はね 男性の趣味としておかしくないよねぇ?ビクビク」
モグモグ ムシャムシャ モグモグ ムシャムシャ
リーリーが振り返ると、すでにシンコは両手にスコーンを持ってモグモグしている
「もう食べてるっ!ずっと昔…多分中国にいた頃、見たような…あれは月餅だったかな?それともデジャヴュかな?」
「おいしいわよ~リーくん!モグモグ」
「ありがとう、シンちゃん こうやって2つに割ってね プミちゃんの作ったジャムをぬるとおいしいよ」
ジィーーーーーッ
両手のスコーンを食べきらないうちにシンコが凝視していた
「おいしそうねぇ リーくんそれもちょうだいよウフフジュル」
「両手が塞がっているじゃないか」
「あーんでしゅプミー」
「えーっ、じゃ、じゃあ…あーん」
「パクッ!モグモグおいしいわよ リーくん、プミ、私幸せ~♪」
まあるい笑顔でシンコは言った
「おかあしゃんが笑うとたのちいね~♪プミー」
「そうだねアハハ」
「まあ嬉しいウフフ」
「お紅茶はいりまちたよ~カタカタカタ」
キャッキャッ モグモグ オイシイネ ウフフ アハハ
つづく
スコーンの両手持ちwww
あの名シーン再びですね
両手に月餅のあの名場面の再来だね
モグモグキャッキャウフフの楽しそうな上野一家にこっちも幸せな気分になりました
>>33
>「おいしそうねぇ リーくんそれもちょうだいよウフフジュル」
>「両手が塞がっているじゃないか」
ここがすきww