タンタンのBirthday Party34
「うん、やっと終わったわ~急いで帰ってきたの」
「み、みゆきちゃん、その顔どうしたなのー!」
「どうって、プミちゃんがホームシックだっていうからね、ちょっとアイメイクしてみたのよ」
みゆきは目元、耳、肩と両足を黒くしていた
「いやぁねぇ、プミちゃんもうだいじょうぶなのー!」
「えっ、何だーそうなのー?」
「おかあしゃん?おかあしゃんこんなに小顔じゃないでしゅ 新幹線で会ったシロクマしゃんでしゅねプミ- 」
「この顔でわかるの?よかった~」
司会「それでは象のみどりさんの登場でーす」
ゾロゾロゾロ
飼育員さんたちと、みどりが入ってきた
飼育員さん「これからみどりが絵を描きまーす」
鼻で絵の具を付けた筆をくわえると、白黒の何かを2枚描いた
ガヤガヤガヤ ナンダロウナ?
司会「1枚目は結ちゃんでーす はい、結ちゃん受け取ってー」
「おおきに 似てるかなぁ?」
「2枚目はプミちゃんでーす」
「えっ、プミはお誕生日じゃないでしゅよ」
「いいのよ やっとお友達になったけど、もうお別れだから」
「ありがとしゃんでしゅ 離れても人の気持ちは変わらない、パンダしゃんの気持ちも変わらない 象しゃんだって…」
「そうね 変わらないわ ありがとう」
つづく
象のみどりしゃん、宮崎に帰るだけだからきっとまた会えるよ
新幹線と電車に乗って会いにきてね
松平鉄男「日豊本線で宗太郎越え?超ローカル線の旅、楽しみだなぁ!」
>>282
> おかあしゃんこんなに小顔じゃないでしゅ
さりげなく毒吐いてるwwwwww
タンタンのBirthday Party35
「うわゎーん!みどりちゃーん」
「マックったら何大きな声出してるのよ」
「ズゼちゃん…だってー寂しくて…」
「マックもズゼちゃんもいつか宮崎まで遊びに来てね」
「うん、2人できっと行くわよ」
「わーんわーん」
司会「みどりさん、ひと言お願いします」
「短い間だったけど皆仲良くしてくれてありがとう 飼育員さんたちもいつも優しくしてくれてありがとう 宮崎に帰っても、皆さんのことは忘れません」
「ウッウッ…」
象の飼育員さんたちが静かに泣いていた
「さぁ、ケーキを切り分けるなのー」
ガヤガヤガヤ フジンカイノ デバンヨー
「クリームもスポンジもふわふわ~おいしいでしゅねプーミー」
「スコーンとジャムも皆で食べましょう
リーリーくんのスコーンを2つに割って~プミちゃんのジャム…このピンク色のジャムを塗って~パクッ!おいしいなのー♪」
「よかったでしゅ!この色はルビー色だっておとうしゃんが言ってまちた!」
「ルビー色?リーリーくん洒落てるわねぇ」
つづく
タンタンのBirthday Party36
「うち、りんごがゴロゴロしてる方つけてみる」
「プリキュアでしゅよエッヘン」
「コソッ…結ちゃん…プリザーブのことだと思うなの」
「コソッ…そうなんですね」
「お味はどうでしゅか?結ねぇ?」
「うん、おいしいよ うちにも今度教えてぇな
「もちろんでしゅよプミー!」
司会「それではお誕生会に移りたいと思いまーす まずナミコさんひと言どうぞ」
出目男「ナミコ~がんばれぃ~!」
ナミコ「恥ずかしいわ~おとうちゃん 今日はこんなに素晴らしいパーティーありがとう 長生きしてるといいことあるわねウフフ」
司会「では結浜さん、ひと言どうぞ」
「あ、あの今日はうち、私も仲間に入れてもろて嬉しかった おおきにペコリ」
司会「タンタンさん、ひと言どうぞ」
「今日は楽しいパーティーになってよかったなの 皆、ケーキ作ったり、会場の設営してくれたりありがとうなの…」
「タンタン、それじゃあ幹事の挨拶やで~」
「おじさん、私どうしてもそうなっちゃうわねぇ 皆の喜ぶ顔が何よりのプレゼントです ありがとうなの」
ワーッ!タンタン オメデトー パチパチパチ
こうしてパーティーは大盛り上がりで終了した
つづく
かわいいお話
動物たちと人間がこんな風に会話ができたら楽しいだろうなぁー