浜家の休日～皆でイオンモール～-2020/01/04(土)

浜家の休日～皆でイオンモール～

結浜「お父さーん！あとどれくらいで着くー？」

永明「そうだなぁ、あと20分くらいかな？ハハハ 待ちきれないんやな ﾆｺﾆｺ」
永明はハンドルを握りながら答えた

結浜「うん！だって久しぶりなんだもん！結、すごく楽しみ！」

桃浜「結ちゃん、今日は彩ちゃんのドレス選びにきたんだから、結ちゃんのは後でだよー」

結浜「分かってるもん ﾌﾟｸｩｰ 」
結浜はほっぺたをふくらませた。

結浜「だって皆で買い物に来るの久しぶりだから嬉しいんだもん！」

良浜「そうだったわねぇ。ここのところ忙しくて、買い物も近所しか行ってなかったものねぇ。お母さんも楽しみやわ ｳﾌﾌ」

永明「さー着いたぞー！」

結浜「わーい！イオンだー！彩ちゃん、行こう！」
彩浜「はいでしゅ」

モールに入ると、
永明は「お父さんたちは、ランチしてその後お茶しばいとるから、４人でゆっくり買い物してきたらええ」と４姉妹に告げた。

良浜「何かあったら、すぐに連絡するのよ？４人で本当に大丈夫かしら？ ﾁｮｯﾄｼﾝﾊﾟｲ…」

桃浜「大丈夫よ、お母さん。私と桜浜がいるから！」

桜浜「ちゃんと結ちゃんと彩ちゃん見てるから大丈夫！安心して！お母さんたちこそ、ゆっくりしてて！」

良浜「じゃあ頼んだわよ。お年玉、ちゃんと持った？失くさないようにするのよ。彩ちゃんのは、桃浜、持ってるわね？」

桃浜「大丈夫！任しておいて！」

結浜「…あ…あれ？」
結浜はリボンの形のポシェットの中を一生懸命に探っている

「結…お年玉おうちに忘れてきちゃったみたい…」

桜浜・桃浜「えー！！」

彩浜「？？？」

良浜「あらあら、じゃあお母さんが今日お買い物の分のお小遣い渡してあげるから」

桜浜「いいよーお母さん、私たちが結浜に貸してあげるから大丈夫！もー結はドジなんだからー」

桃浜・桜浜「じゃあ行ってきます！」
４人は永明と良浜に手を振り、仲良く買い物に出かけていった。

桃浜「まずは、彩ちゃんの授賞式のドレスを選ばなくちゃね！彩ちゃんはどんなのが良いのかな？」

３人が彩浜の顔を覗きこむが、彩浜はキョトンとしている。

桜浜「まあそうだよね。まだ小さい彩ちゃんに分かるわけないかぁ」

結浜「じゃあ、そうだなぁ。彩ちゃんは何が好き？ ﾆｺﾆｺ」

彩浜「…んと…んと…ちゅるちゅる」

桜浜・桃浜・結浜「？？ちゅるちゅる？？」

桃浜「んー？あー！年越しそばのことね！」

結浜「あーお蕎麦！」

桜浜「んーなんだかお腹がすいてきたー」

桃浜「もー桜浜はすぐにお腹すくんだからぁ ｸｽｸｽ」

結浜「桜浜おねえちゃまは食いしん坊だもんねー」

彩浜「食いしん坊でちゅ」

桜浜「またこの流れなのー！？んもー！皆！お蕎麦食べに行くよー！」

結浜「えー？ドレスはー？」

桜浜「食べながら相談しよ！早く早く！」

まだまだお洒落より食い気の４姉妹。
こうしてお蕎麦を食べながら、ドレス選びから脱線して、最新のスイーツの話に花を咲かせ、楽しい時間を過ごしました。

一方、永明さんたちは…。

永明「良ちゃん、こうして２人で向かい合ってお茶しとると、昔を思い出すなぁ ﾆｺﾆｺ」

良浜「懐かしいですね ｳﾌﾌ」

２人も昔を思い出して、素敵な時間を過ごしました。

ドレス選びは、またの機会に！