お父さんは心配性
~ここは浜家の大きなリビング~
さっきから永明さんが何やら落ち着かない様子でリビングの端から端を行ったり来たりしています。
ピンポーン?
「はーい!はい!はい!」永明は玄関のチャイムが鳴ると、すぐさま走っていきました。
玄関の扉を開けると、そこには良浜と彩浜が立っていました。
「おー!おかえり!おかえり!」永明は両手を広げ、ほっとした表情で二人を迎えます。
「どおやった?大丈夫やったか?」
「大丈夫ですよ。ただの予防接種ですから」良浜は大げさな永明にほんの少しだけ呆れたように答えました。
「そうか!彩ちゃん、痛うなかったか?ん?」
「だいじょぶでしゅ。さい、泣かなかったでしゅ」
「おー!そうか!そうか!がんばったんやなぁ。彩ちゃんは偉いなぁ」
そう言いながら、永明は彩浜をヒョイっと抱き上げ、顔を見ながら何度も何度も頭を撫でました。
彩浜は撫でられてキャッキャと嬉しそうに声を上げて笑っています。
「泣かへんかったなら、ご褒美に何か好きなものを買うてやらんとあかんなぁ!ガハハ」
「そや!今夜はお祝いや!夕飯は彩ちゃんの好きなものにしよな!何がええかな?」
「んと…さいはカレーおうどんがたべたいでしゅ!」
「彩ちゃんの好きなチュルチュルか!ええなぁ。らうちゃんも疲れただろうから、今夜は店屋もんにしよやないか」
「ええ、そうしましょうか。桜浜、桃浜、結浜、あなたたちも好きなもの選びなさいな」
「はーい!」「わーい!デリバリーなんて久しぶり!」「ゆい、なんにしようかなぁ?」
ワイワイ ガヤガヤ チュルチュル アハハ ウフフ キャッキャッ ガハハ
家族みんなで楽しいお夕飯の時間を過ごしています。
「どや!彩ちゃん。カレーうどんは美味しいか?ん?」
「おいちいでしゅ!さい、カレーおうどんだいしゅきでしゅ!」彩浜はお口の周りにカレーをいっぱい付けたまま嬉しそうに言いました。
「そうか!そら良かった!ガハハ あ、お口の周り拭き拭きしよな」永明は彩浜の口の周りを丁寧に拭いてあげました。
「おとうしゃん、さい、もっとはちみつ入れるでしゅ」
「おぉ、そうか、カレーにはちみつ入れよな」永明は彩浜のカレーうどんにはちみつを足してあげました。
「お父さん、彩ちゃんの予防接種が無事に終わって嬉しそう!」結浜がそう言うと、
「お父さん、ホッとしたんじゃない?だって、お母さんと彩ちゃんが帰ってくるまで、心配でお昼ご飯も食べずにずっとウロウロ家中を歩きまわってたんだもんね」
と桜浜が答えました。
「フフ お父さんはね、あなたたち三人の初めての予防接種のときも、同じようにしてたのよ」
良浜は三姉妹が小さい頃のことを思い出して言いました。
「えー、私たちのときもそうだったんだ!」桃浜は驚きました。
「ええ、そうですよ。中国に行っているお兄ちゃまたちやお姉ちゃまたちのときも、同じように心配で心配で大変だったのよ。お父さん根っから優しいですからね ウフフ」
「ゆいね、優しいお父さん大好き!」
「私もー!お父さん大好き!」
「うん、うん!私も大好き!」
「さいも、おとうしゃんだいしゅきでしゅ!」
「そんなん言うたら照れるがな ガハハ」
良浜は上機嫌な永明を見て、本当は永明が注射と聞いただけで痛がるほど、誰よりも注射が大の苦手なことを、子どもたちには内緒にしておいてあげることにしました。
浜家の団らんはまだまだ続いています。
おしまい
お父さんは心配症で岡田あーみんを思いだゲフンゲフン
浜家の楽しい可愛いお話ありがとシャンでしゅ!
同じです
昨日なぜか頭に岡田あーみんって出てきてからの
>>384
このタイミングw このタイトルのお話も思い出していました
子供だけどハーレム状態の永明さん 女の子ばかりだと賑やかで楽しそう
注射嫌いで優しい永明さんの家族の団欒にほっこり
タイミングwww
お父さんは心配性なつかしい!
【お父さんは心配症】がわかるじてんで、みなしゃん250まんおとめのうちのひとりでしゅねプミー
>>394しゃんドンマイでしゅw せけんのあらなみをのりこえるんやでピキー
こっちの彩ちゃんもかわいいなぁ
素敵なお話ありがとうございます
うんうん、この天使のような彩ちゃんも愛らしくて大好き
永明パパは娘たちからもモテモテだね
ひゃだー
昨日の346の「シャンシャン撮影可キタで!!!! 」
これを書き込んだ直後、ソースをはろうとしたら「だめでしゅ!かえってくだしゃい!プミーッ!」と怒られたんや
それからずっと規制されてたのに「永明パピイ」が受け付けられるなんて せけんのあらなみはきびしすぎるで!ピッピキピー!!!