ここは空の上の梅梅保育園-2020/09/07(月)

ここは空の上の梅梅保育園

梅梅園長先生は娘のことを思っていました
「そういえば、あの子は誕生日で20歳になったのね　あのお転婆な子は今ではビッグママと呼ばれるようになるなんて月日が経つのは早いわね　少しだけ行って来ようかしら」

そして、上野のお兄ちゃんと白浜の副社長を呼びました
「園長先生、お呼びですか？」
お兄ちゃんは尋ねました
「ええ、あの子が20歳になったから一言おめでとうを言いに行こうと思ってね」
「是非、行ってあげてください　良浜さんも喜びますよ」
「おかんに会いに行くの？」
「そうよ、副ちゃんも一緒に行きましょう」
「いいの？　わーい　僕もおかんにおめでとうって言うよ」
「留守の間は心配しないで　春馬君やけんちゃんも手伝ってくれるそうですから」
「ありがとう　ではお願いしますね」
「いってくるでー」

こうして梅梅園長先生と副社長は、みんなが寝静まった頃を見計らって良浜さんの元へ向かいました

良浜さんは今頃、幼い頃にお口グルグルをしてくれたお母さんの夢を見てることでしょう
そしてそばには副社長の姿もありました