ポムポム上野 【ボンジュール小さな恋】23
いよいよﾌﾟﾐ子が日本へ帰ることになりました
ﾍﾞﾋﾞとﾊﾞﾌﾞのお名前が決まったので、家族でお祝いをすることに
なっています
花＆雪とも仲良くなり、滝のあるこのお家も居心地が良く
帰国することが寂しくもあります
「奥しゃま、色々お気遣いありがとｼｬﾝでちた 初めての海外出張でちたが
奥しゃまとﾓｼﾞｬ坊ちゃまのおかげで、何の不自由もなく過ごすことができまちた」
「あなたが帰ってしまうのは寂しいわ 娘たちの面倒をとてもよくみてくれて
私も本当にありがたかったのよ お兄ちゃまに空港までお見送りさせるから
最後まで安心して過ごしてね」
花＆雪は帰り支度をするﾌﾟﾐ子にくっつき離れようとしません
来た時よりもたくさんの荷物が入ったスーツケースを車に乗せ、
空港へ向かいます
ポムポム上野 【ボンジュール小さな恋】24
流れる景色を見つめながら、次はいつ来られるのか、果たしてまた来ることが
できるのか、そんなことをぼんやり考えていたその時
「マドモワゼル、これ…」
ﾓｼﾞｬお坊ちゃまが白いリボンのかかった小さな赤い包みを差し出しました
「なんでしゅか？」
「開けてみて」
リボンを解き、箱を開けるとその中にはリンゴの形のガラスの小瓶が入っていました
「これは…」
そうです、それはハマケチャンディオールでﾌﾟﾐ子が諦めた香水だったのです
「僕がいつも使っているものと同じなんだ 一緒に楽しい時間を過ごした思い出に
君にプレゼントしたくて…」
珍しくﾓｼﾞｬお坊ちゃま、少しﾓｼﾞﾓｼﾞしています
「…ｸﾞｯｽ。。。ﾌﾟﾐｰ…ﾓｼﾞｬお坊ちゃま、、、ありがとｼｬﾝでしゅ…」
ﾌﾟﾐ子の目から汗、いや涙が出てきました
「日本に帰って、こちらが懐かしくなった時、この香りをまとって僕たちのことを
思い出してくれると嬉しいな…」
あれれ、ﾓｼﾞｬ君も涙目です
「日本に帰ったら、お手紙書いていいでしゅか？」
「もちろんだよ！僕も手紙を書くよ！いや、近いうち花＆雪を連れて君のお家に
遊びに行くよ！！」
「あい、待ってましゅ！」
二人とも半べそをかきながらも仲良くお手手を繋ぎ、ニコニコしました
きっと近いうち、また会える、そう信じて…
「嫌だわ、また私の大切なハマケチャンディオールの香水が減ってる
あの子の仕業ね！！ﾓｼﾞｬ、帰ってきたらきつく叱らないと！！」
完 （終わった～！！終えられたよ！！）
完！！してしまいましたねﾌﾟﾐｰ
寂しいです けど長編ありがとうございました お疲れさまでした
わたくしも目から汗 じゃなくて涙がでますよ モジャの優しさに
今頃香は香りをまとってるのかしら
間違えてもお手軽には”自立しろ”はダメだよw
あぁ 「お手軽には」じゃなくて「お手紙には」ですね
夜も更けていますが今から竹の子にされてきます
>>387
終わっちゃって寂しい…(ﾉω･､)
でもお話の完結おめでとうございます！&お疲れ様でした！
遠く離れていても香りでお互いの存在を思い合うなんてすごく素敵！
涙で手を取り合って再会を誓うふたりの小さな恋を応援したいなと思いました
(ところでポムポムさんだけID出てるのはどうしてなんだろう…？)
うるうるしてたのにハマケチャンディオールで吹くw
おりんごの香水で繋がるかわいい小さな恋のお話でした
終わってしまって寂しいですが無事着地できてよかったです
またプミ子ちゃんのお話待ってます
>>387
完結お疲れ様でちた！ﾌﾟﾐ子さんが欲しかった香水、プレゼントしてもらえて良かったでしゅね。記憶と香りって紐づいてますもんね。香水の香りをかぐたびに、おフランスでの素敵な日々を思い出すことでしょう
ボンジュール小さな恋は、雪花ちゃん＆ベビと、ﾓｼﾞｬぼっちゃん＆ﾌﾟﾐ子さんの物語でちたね
