草刈機まさおでパラリラ-2021/11/12(金)-ブルース・くさかリー

「今日、近くで草刈正雄のイベントあるらしいねん」
「ﾋﾟｷﾞｬｰ！絶対行く！うち、そんな情報知らんかったわ　おかん最高や！」
「楓浜は永明さんとお姉ちゃんたちに任せて、お母さんと一緒に行きましょう」

会場到着
「なんでJAなんや？正雄、和歌山みかんのイベントに出るんか？」
「あっ、ほらっ、あそこに草刈まさおって書いてあるやん　行こ行こ」
「………おかん、これ乗用草刈機まさおって書いてあるやん！
草刈正雄やなくて草刈機まさおの展示やんけ！ﾋﾟｷｰ」
「あら本当ね、ｵﾎﾎﾎ　ごめんあそばせ
せっかくやから乗ってみたら？」
「うちの機嫌そんなんでなおらん…　ﾋﾟｷｰ！最高！これにターボエンジンつけてもらうやでー！一括、現金払いで買うで！」

「なんやそのおべっかは　そんなんせんでもプミしゃんの草刈機まさおも買ってやるで
この前うちがピコンコンビと双子コンビでうちだけ仲間外れや言って泣いてたら、なぐさめてくれたやんか
あのお礼にプレゼントや　ちょい早いクリスマスプレゼントやな」

「ﾋｯｸﾋｯｸ ｸﾞｽﾝ
夜になってしまった　怖いよー！おかーん！」
「何してアルか、こんなとこで？彩おばちゃん」
「ロウロウ！ロウロウやん！ﾑｷﾞｭｳ」
「彩おばちゃん、鼻水が私のプリティなお腹にべったりアルよ　ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」
「ロウロウ、うちを助けに来てくれたん？」
「助ける？私はかぼちゃ型のUFOが高尾山上空に飛んでるの見て、空からかぼちゃ降ってくるかもと思って来たアル」
「そうなんや、うち泣いてへんで　ここで夜のハイキングしとっただけやで」
「そうアルか　下で永明おじいちゃんも待ってるアル　帰るアルよ」

本当は草刈機まさおに付けたGPSで永明と探しにきたロウロウであった