プミピキ寿司-2019/07/04(木)

～プミピキ寿司～

お、こんなところに新しい寿司屋が
『プミピキ寿司～安くておいちいおすちでしゅ、平日ランチタイムは大将おまかせコース2000円』か
この辺中華や日本蕎麦屋はあるけどランチのある寿司屋はいいな、今日はここにするか
～ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ
｢ﾍｲ!っっらっちゃい!｣
これまた豆絞りのねじり鉢巻きの似合う絵にかいたような威勢のいい大将だな
｢ランチの大将おまかせでお願いします｣
｢あいよ!おぅ弟子、お客さんにあちゅーいお茶差し上げろぃってんでぇ!｣
｢ﾋﾟ、ﾋﾟｺｰ･･ﾖｲﾁｮﾖｲﾁｮﾌﾟﾙﾌﾟﾙｶﾁｬｶﾁｬ･･ﾄﾝ(ｱｲ、あちゅいお茶でしゅどーじょ)｣
｢あ、どうもありがとう、ｺﾞｸﾘ･･美味しい!このお茶美味しいですね初めての味です、何茶ですか?｣
｢ピコ茶でしゅ｣｢ﾋﾟｺｰ(ピコ茶でしゅ)｣
｢ピコ茶??な、なるほど～(ピコ茶ってなんだ流行ってるのか?あとでググってみよう)｣
｢おぅ弟子、さっき仕込んだネタのオレンジ持ってこい｣
｢ﾋﾟｷｰ!(ｱｲ!よろこんでぇ)｣
オレンジ?いくらかな、アオヤギかな

～プミピキ寿司～つづき

オレンジ?イクラかな、アオヤギかな
｢ﾍｲｯ、おまたせにんじん一丁!｣
に、にんじん?!
｢ﾍｲ!こちらグラッセ｣
グラッセ?!
｢ﾍｲｲｯｯ、にんじんみじんの軍艦でぃ!｣
軍艦もにんじん･･

｢お客しゃん、にんじん寿司のコースいかがでしゅか?｣
｢･･そ、そうですね、色々かたちは変わってもにんじんはにんじんですねぇ･･｣
｢おぅ!お兄しゃん江戸っ子だねぇ話がわかるねぇ!そうよ手を変え品を変えたってにんじんはにんじんよぅ!そうやすやすと『ﾜｰｲにんじんだぁ』って食べられるまちゅかってんでぇ!!｣
た、大将そんなに首をﾌﾞﾝﾌﾞﾝ振ってどうしたのかな
とりあえずコースは終わりみたいだし帰ろう
｢あ、あのお勘定を･･｣
｢コースのしめはこちらでしゅ!｣
｢ｱ、ｼｬﾃ、ｱ、ｼｬﾃ、ｼｬﾃﾊﾅﾝｷﾝﾀｧﾏｽﾀﾞﾚ～｣
な、なんかちっこいお弟子さんが巻きすを持って出て来ちゃった、これも見ないといけないの?