プミピキ工務店～流し素麺を作ろう-2019/08/02(金)-その１,その２

プミピキ工務店～流し素麺を作ろう　その１

お屋敷の奥様から庭に流し素麺を作って欲しいと依頼を受けたプミ親方
弟子のピキ太郎と見習いのサン坊を連れてやってきた
時々パートで働いてるシンコが今日はお屋敷の家政婦として働いていた
そして10時のお茶の時間

「ﾓｸﾞﾓｸﾞ　おいしいでしゅね　このきんつま」
「ﾋﾟｷー（親方、それはきんつまじゃなくてきんつばでしゅ　きんつば）」
「ウフフ、おいしいわよね　ﾓｸﾞﾓｸﾞ」
「これは、頂き物なのよ　まだありますから召し上がれ　そこのサン坊ちゃんはミルクがいいかしら？」
奥さんはサン坊に聞いた
「ｸｨｰ（あい、ミルクのみましゅ　よいしょっと　ｺﾞｸｺﾞｸ）」
「サン坊、ミルクがこぼれないようにもちましゅか？」
「ｸｨｰ（だいじょぶ　ボクひとりでできるよ）」
「ﾋﾟｷー（そういいながらミルクがこぼれるのを親方は期待してるようでしゅね）」
「今日はとても暑いからミルクは冷蔵庫に入れた方がいいわよ　ｳﾌﾌ」
「ｸｨｰ（あい、じゃあリュックの中に入ってる分をおねがいしましゅ）」
サン坊はリュックをシンコに渡した
「はあい、これね　冷蔵庫に入れておくから飲みたくなったら言ってね　奥様冷蔵庫にサン坊のミルクを入れてもよろしいでしょうか？　それからサン坊は育ち盛りなので午後は少しお昼寝をさせたいのですが」
「どうぞどうぞ　サン坊ちゃん、しっかり食べてしっかり休むのよ」
「ｸｨｰ（はいっ）」
「いいお返事ね」
「さて、どんな風に流し素麺をつくりましょうかね　ﾌﾟﾐｰ」

プミピキ工務店～流し素麺を作ろう　その２

ﾋﾟｷ太郎はタブレットで画像を検索して親方に見せた
「ﾋﾟﾋﾟｷｰ（親方、このスライダー流し素麺なんてどうでしょう？この庭は広いから色々できそうでしゅ）」
「おおっ、いいでしゅね　たくさん竹を使うけどシンコしゃん、足りなくなったら取ってきてくだしゃい　あと、支柱用の竹ひごもたくさんいりましゅ」
「大丈夫よ　竹を割ったり竹ひご作るのは得意なのよ　ｳﾌﾌ」
「ｸｨｰ（ボクもお手伝いしましゅ）」
「ﾋﾟｷー（サン坊にも手伝ってもらいましゅよ　ところで奥さん、床下のシロアリは大丈夫でしゅか？　よかったらサン坊が得意なので調べることができましゅが）」
「あらそうなの　そういえばシロアリの検査は2，3年前にしたきりだったわ　お願いしますね」
商売上手なピキ太郎であった
「ｸｨｰ（じゃ、ボクしらべてきましゅ）」
「時々休むんでしゅよ　ﾌﾟﾐｰ」
「ｸｨｰ（あいっ）」
シンコもタブレットの画像を見た
「ええと、こんな風に竹を組むのね　ﾎﾟｷｯｼｬｯｼｬｯｼｬﾂﾒﾘﾒﾘ」
「おおー、綺麗に丸くできまちた」
「ﾋﾟｷー（あの方向から縁側に向かってくるように組み立てればいいでしゅかね　あと急な雨にも備えないと）」