ﾌﾟﾐﾋﾟｷ大奥-2019/04/15(月)-班兵衛しぇんしぇいを探せ

ﾌﾟﾐﾋﾟｷ大奥～前回からのつづき

｢おてぬお姉しゃん、西の寺子屋に班兵衛しぇんしぇいに会いに行きたいんでしゅ｣
｢そうだねぇ～でもそれはウワサでしょ、今度私が先生がどこにいるのかちゃんと聞いてきてあげるよ。寺子屋も急にこんな可愛いお嬢ちゃん達が訪ねたら大騒ぎになっちゃうからねー｣
｢ｸﾞﾌﾌ、プミ可愛いでしゅか｣
｢ﾋﾟ･･ﾋﾟｷ(プミさまが簡単に懐柔されかけてる!お姉しゃんさすがでち!)｣
｢先生にもそのうちまた会えるよ。ｺｿ･･先生もライブカメラでプミちゃんの事見守ってるんじゃないかな･･｣
｢らいぶかめらってなんでしゅ??｣
｢えーと、夢の幻灯みたいなものかなっ｣
｢班兵衛しぇんしぇいのらいぶかめらはないでしゅか?プミもしぇんしぇいを見守りたいでしゅが｣
｢はんちょ･･班兵衛先生の?!さすがにそれは無いかなーｱﾊﾊ｣

ﾌﾟﾐﾋﾟｷ大奥～

｢さ!シンコさまも心配してるだろうから帰ろっか｣
｢ﾌﾟﾐ･･シンコさまお餅のお話なんてちてましたけど、全部知ってたんでしゅね、やられたーでしゅｸﾞﾇﾇ･･よち!帰ったらお庭のアイツをﾎﾟｶｽｶちたりお背中でｸﾞﾘｰﾝｸﾞﾘｰﾝてちてやりましゅ!｣
｢ﾋﾟｷｰ(また八つ当たりでお庭が荒むー!)｣
｢ｱﾊﾊ、暴れん坊してると班兵衛先生がライブカメラで見てるかもよ～。それにシンコさまは、私たち出入りの者で班兵衛先生のようにプミちゃんの学問を見てやってっておっしゃってたよ｣

｢え!!プミまた学問できるでしゅか?｣
｢プミちゃんの好きな長之介お兄さんも、門番の若ちゃんも張り切ってるよ｣
｢やったーでしゅ!!｣
｢ﾋﾟｯﾋﾟｷｰ!!｣
｢ピキどの、プミ学問がんばって班兵衛しぇんしぇいにお手紙書きましゅよ｣
｢ﾋﾟｺﾋﾟｺ｣

帰り道、ﾌﾟﾐﾋﾟｷは行きがけにお城の近くで見た｢すてきなお店｣で、シンコさまに翡翠色の箱に入った南蛮のお菓子をお土産に買いました。プミは班兵衛先生にお手紙を書くためのきれいな紙も買ったので、お菓子代はピキに多く出してもらいましたとさ。
ﾒﾃﾞﾀｼﾒﾃﾞﾀｼ