プミピキ警察24時~今日は特別な日 その5
展望台に着いたプミ
「ふぅ、お腹がすきまちたね」
シンコ署長にスマホから電話しようとした時、ゴジラのテーマソングの着信音が鳴った
署長からである もちろん、着信音がゴジラなのは署長には内緒である
「プミ巡査長、今どこ? ペキッ」
「あ、署長 今はスカイツリーの展望台でしゅ」
「そしたらぐるっと回ると喫茶店があるからそこでお昼を食べなさい ちゃんと栄養バランスを考えるのよ バキッ」
「ふあーい」
プミは言われた通りに展望台を回って喫茶店をみつけた
そこでランチのオムライスとりんごジュースを注文した
「やっぱりりんごジュースはおいしいでしゅね」
ここでもお店の人におめでとうを言ってもらえて嬉しかったプミなのであった 結構一人でも楽しんでいる
お腹いっぱいになったプミはガラスの床に行って下を見た
「高いところは好きだけど、これはちょっと怖いでしゅね」
その時だった
ピコピコピコ
「キュー(プミー)」
「あ、チチおばしゃん」
プミはおばの七七(チーチー)と再会した
「キュー(プミのお誕生日のお祝いを言いにまた日本に来たのよ マーマからプレゼントも預かってるのよ)」
「ばあばから? ワーイ」
その頃プミピキ署では着々と準備が進んでいた
「ピキー(そろそろケーキが出来上がる頃なので受け取りに行ってきましゅ)」
「はあい、気を付けてね バキッ」
ピキはケーキを受け取りに再びケーキ店に向かった
ピキちゃんのケーキ楽しみw
プミピキ警察24時~今日は特別な日 その6
ピキはケーキ店に着いた
「ピキー(すみません、ケーキを受け取りにきまちた)」
「はあい」
ドスドスドスドス
きょたいの店員は奥からケーキを持ってきてくれた
「大きさは8号で、こんな感じになりましたよ クリームもおいしいわよ ウフフ」
それは、ショートケーキのホールにスライスしたリンゴやイチゴが乗り、砂糖で作ったパンダの人形や笹や竹が描かれたデザインのケーキだった
真ん中にはチョコレートで「おたんじょうびおめでとう プミ」
と書かれている
ロウソクは数字の2を型どったものにした
「気を付けてもってね」
「ピキー(はい、気をつけましゅ)」
ピキはケーキを受け取ると気をつけながら持って歩き、プミピキ署に無事に戻ってきた
「ピキー(ただいまもどりました ケーキも無事でしゅ)」
「お疲れ様、ピキ巡査 ケーキはこちらに置いておけば大丈夫よ ウフフ」
「ピキー(ケーキはこんな感じでしゅ)」
ピキはケーキの箱のふたを開けて中身を署長に見せた
「あら、素敵ね おいしそう ジュル」
そしてケーキは署長室に置いてもらうことになった
ピキは午後のパトロールとプミのパースデーパーティーの準備のために署長室を後にした
署長室にケーキとシンコ署長
「ちょっと見るだけよ ちょっとだけ」
シンコ署長はケーキの箱をそっと開けた
食堂では準備が着々と進んでいた
シンコ署長、ケーキ開けちゃった
心配www
シンコはケーキのつまみ食いに耐えれるのかなw
シンコ署長心配すぎるwww
ゆるくて好きwww
今頃シンコ署長のお腹のなか?w
署長までしたらケーキの表面が爪痕で枯山水の庭みたいになっちゃいそう
枯山水www