プミピキ警察24時~今日は特別な日 その7
チーチーと再会したプミは公主ばあばへのプレゼントを選ぶことにした
スカイツリーの下にはいろんな土産物店が並んでいた
「どれがいいでしゅかね」
二人でいろいろ見て、プレゼントを選んだ
時間があっという間に過ぎていた
「そろそろ署に戻る時間でしゅ チチおばしゃんも一緒に行きましょう」
「いいの?」
「もちろんでしゅ 今日はプミのお誕生日でしゅから」
二人はプミピキ署に向かった
プミピキ署では食堂の飾り付けや料理の準備もほぼ出来上がって来ていた
料理上手の小雅や小Y頭(小雅ママ)が腕によりをかけてちょっとした料理を作っていた
「ピキちゃん、ケーキそろそろ置こうか?」
「ピキー(はい 署長室にあるから持ってきましゅ)」
ピキは署長室のドアをノックした
コンコン♪
「はあい」
「ピキー(ピキ巡査です ケーキを取りに来ました)」
「ちょ、ちょっとまってね どうぞ」
署長室に入ってケーキの箱を受け取るとピキは食堂に向かった
「ピキー(まさかとは思うけど、ケーキは無事かしら)」
少し不安になったピキだったが、食堂に着いた
「ピキー(ケーキを持ってきました)」
「ピキちゃん、こっちに置いてね」
ピキは小雅に言われた通り、テーブルの真ん中にケーキを置いた
「そろそろプミちゃんが戻ってくる頃ね」
数分後、プミがチーチーと一緒に食堂にやってきた
「署長から食堂に行きなさいと言われてきまちた あっ」
プミピキ警察24時~今日は特別な日 その8
食堂の一角のテーブルの上にはいろんな種類のオードブルやサラダ、デザート、ピザなどが並べてあった プミの好物のりんごもあった
テーブルの真ん中にはケーキの箱が置いてあった
「お誕生日おめでとう~」
「オメデトウ」
「ピキー」
「おめでとう また一つお姉さんになったね」
「キュー」
みんな口々にお祝いの言葉をプミに言ってくれた
ピキがケーキの箱をあけた ケーキは無事だった
「あ、ありがとシャンでしゅ もしかしてピキしゃんと別行動だったのはこれでしゅか?」
「ウフフ、秘密よ」
小雅はいたずらっぽく笑った そして続けて言った
「さあ、主役が来たからロウソクに火をつけてお祝いしましょう」
署長もやってきて、数字の2の形のロウソクに火がつけられた 部屋の電気を消してみんなでハッピーバースデーの歌を歌ってくれた
プミが思い切り息を吐いてロウソクの火を消すと部屋は真っ暗になった
「電気電気…」
誰かが電気のスイッチを探していた
その時だった ヒュッと一瞬プミの横を風が通っていった そして明かりがつき目の前のケーキを見ると、ケーキが4分の1ほどなくなっていた
「あ、あらどうしたの? あら、ケーキが少しなくなっているわね あらあら」
と署長が言ったが、みんなはわかっていた 誰がケーキを食べたのか
何も知らないのはプミだけだった
「れいしょうでしゅかね ケーキが少しなくなってましゅ でもみんなで食べるでしゅよ プミー」
ケーキは人数分切り分けられ、他の食事も楽しみながらパーティーは続いた
こうしてプミの誕生日は無事に終わった
ちなみに、ケーキなどの費用は公主ばあばが用意してくれたものだった
そして、チーチーのピコピコサンダルが苦手な約一名はどうしても食堂に行くことができず、頭を抱えるのであった
おわり
ここでれいしょうきたwww
頭を抱える約一名w
素敵なお話ありがとうございました!
>>765
リーちゃんピコピコサンダル克服できなかったかぁ
プミちゃんがみんなにお祝いされて美味しい食べ物に囲まれて幸せいっぱいの誕生日が過ごせてよかった
おちごとにっきからの長編ありがとう!!
>>765
なんて賑やかで幸せな誕生日
プミちゃんおめでとう
パパもどこかでお祝いしてくれてるね(頭抱えながら
作家さん超超大作ありがとうございます
幸せな気持ちになりました
>>765
わずかな時間で風のごとくケーキを(4分の1も)腹に納めるとはPANDA’S EYEも真っ青の華麗な手口w
楽しいお話どうもありがとうございました!
ここのみなさんと一緒にシャンシャンのお祝いができて、とても素敵な一日になりました
期待を裏切らぬ署長w
このケーキだとこの部分をいただけそうねウフフジュル ってw
おちニキさん大作ありがとうございました どうぞご自愛ください
楽しいお話ありがとうございます!