プミピキ警察24時~新しい車両 その2
着いたところは自転車店だった
自転車店にはパンダのエプロンをした巨体の店員がいた
なぜか二人は巨体の店員と縁があるようである
地図をもらった時点でピキ巡査は自転車店だと気づいていたが、プミ巡査長には言わないほうがいいだろうと思い黙っていた
「自転車屋さんかー 白バイはなさそうでしゅ シュン」
「ピキー(先輩、今は我慢の時期でしゅ 自転車で足腰を鍛えなさいという署長の親心だと思いましゅ)」
「そうでしゅか せけんのあらなみ期なんでしゅね」
巨体の店員は言った
「署長さんから二人のサイズに合った自転車を選んでくださいと伺ってます あと、自転車の候補はこれよ ウフフ」
それは二人乗り用の自転車だった
「これ、観光地とかにある二人で漕ぐ自転車でしゅ プミー」
「ピキー(これもいいけど、どっちが前に乗るかでもめそうでしゅ それに曲がりにくそうだし)」
「そうね、スピードは出るけど小回りは効かないかもしれないわね じゃあ二人別々のがいいわね ウフフ」
そういって巨体の店員は補助車つきの子供用自転車を持ってきた
「これ、子供用の自転車でしゅ プミー」
「大丈夫よ 大人の私が乗っても丈夫なのよ ヨイショ」
そう言って巨体の店員は自転車のサドルに腰かけた
ミシッ
タイヤが少しへこんだ
「・・・なんかミシッて聞こえた気がしましゅ」
「ピキー(タイヤさんが耐えてましゅ)」
巨体の店員は自分の重みで自転車のタイヤが少しへこんだことには気づいていないようだった
プミピキ警察24時~新しい車両 その3
「補助車つきの自転車でしゅか ブツブツ」
「大丈夫よ、乗っていくうちに補助車なしでも乗れるようになるわよ ウフフ」
「ピキー(これ、色は選べるんでしゅか?」
「警察車両だから白黒のツートンにしてほしいと言われたわ」
「パンダカラーでしゅね テンションあがりましゅ ウフフ」
「ピキー(前かごは少し大きめのに変えてください)」
「はあい 2台とも前かごは大きめね じゃあサイズを確認するから乗ってみて」
「あいっ」
「ピキー」
二人はそれぞれ自転車に乗ってみた
「足はつくかしら?」
巨体の店員がきいた
「ピキー(だいじょぶ つきましゅ)」
「ぷ、プミー つま先がなんとか…」
「あらあら、これじゃ停止した時転んでしまって怪我をしかねないわ ちょっと降りてね サドルの高さを調節するわね」
巨体の店員はプミの自転車のサドルを少し下げた プミは再び乗った
「今度はどう?」
「ちょうどいいでしゅ 足もちゃんとつきましゅ」
「じゃあこの高さね 二人とも同じデザインだから何か目印みたいなのをつける? ステッカーとか」
「あいっ つけましゅ」
「ピキー(はい、何かいいのがあれば)」
「ちょっとまってね 何かないか探してみるわ ウフフ」
そう言って巨体の店員は店の奥に行った
ピキ巡査はちゃんと足が着くけど
プミ巡査長はギリギリw
そんな巡査長も可愛い
いつも読んでくださりありがとうございます
今できてるのはここまでです
またぼちぼちと書いていきますね
>>714
プミピキ警察24時~新しい車両 その1~3とてもカワイイお話ありがとうございます!
ちょっと足がつかなくて困っているプミも可愛いし、きっとお帽子かぶってポシェット斜めがけしてるんだろうな~と想像しながら読みました
おまんじゅう潰れてなければいいけどw
ありがとうございます!楽しませてもらっています
おちニキさんのペースでお願いします 気長に待っています
おちりにきしゃん、ありがとしゃんでしゅ
続き楽しみにしてます!
出たわね、偽チーザイ刑事っ
その前におしりペンペンするわよバキムシャ
あれとあれかなぁ
絶対かわいいだろうなぁwktk
署長がモグモグしてる口元をじっと見つめるプミがつぼww
昨日のプミピキ警察の続きを投稿します
お時間がある時にでも読んでください
(※後日掲載)