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温泉プミ女将の湯けむり事件簿⑫ -2019/04/10(水)

739: 以下、名無しにかわりましてVIPが実況します 2019/04/10(水) 01:06:14.48 ID:PtCpuQ9k0

ー温泉プミ女将の湯けむり事件簿⑫

じいじは蘭貴妃がはぐれたという息子をしばらく探したが見つけることが出来ず、崖下の蘭貴妃のところ戻ると、蘭貴妃は最後の力を振り絞り「これを…チー」と言って息絶えた。

「おなごの握りしめていた掌からポトリ…とキラキラ光る石が落ちたんじゃ。」
「ダイヤかしら?」柿の種をつまむじいじにつられ、シンコも柿の種を流し込みながら聞いた。
「そうじゃ…。しばらく大事に持ち歩いていたのじゃが、わしは息子の顔も名前もしらなかったんじゃ。それから日本来ることになって、ある滝壺の近くに埋めておいたんじゃが、シンコさんが店を開くと聞いて、そうじゃ!…あれを開店祝い贈ろうと思いついたんじゃ…」

と言うとじいじはカウンターにキラキラと輝く大きなダイヤの帯留めを置いた。
「うわ!眩しいわ。まるでスポットライトね」とシンコは笑い、しばらく眺めてから水割りでサキイカとナッツを流し込んだ。

…つづく

 

740: 以下、名無しにかわりましてVIPが実況します 2019/04/10(水) 01:15:48.86 ID:6OLMx2oM0
>>739
シンコ食べ物全部流し込んでるww

 

741: 以下、名無しにかわりましてVIPが実況します 2019/04/10(水) 05:29:47.62 ID:nAmidx200
>>739
じいじ、作り話じゃなかった。。。。