「ねえねえ、シャン子ちゃんの初恋の人ってだーれ?」
かわいい双子がやっと眠ったので結浜とのもぐもぐタイム。
「心のなかで長靴しゃんって呼んでる人がいたんだ~。わざと気を引きたくて櫓から転がり落ちたり、泥だらけになったり、寝たふりしたりしてたの。ママに膝カックンしたときは笑ってくれて嬉かったな。なつかしいな~」
「1.2.きゃはは~」
「1.2.きゃはは~♪」
ふたりの会話をさえぎる
パンディーズの声が聞こえてきた。
「笑って健康!パンディーズ体操」がいま中国では大流行!今日も張り切っている。
すると
「シャン子ちゃんたちーー!見てみなさいよー!
雨なのに長靴ーー!はいてるんだけどー!うける~。マジ卍ーー!」
そこには見覚えある長靴をはき
手には鉄仮面と麻袋をもった長身の彼。
「長靴しゃん」
シャン子は寝ている双子をそっと抱き
高く高く持ち上げた。
長靴しゃんに見えるように。
鉄仮面と麻袋には笑ったけど
最後のくだりで泣きそうに。。。
いつもパンディーズのくだりで笑って、最後の一行で泣かされるんだけどーー!!
天才か
やばい長靴さんまで登場したwwww
班長さんも登場してほしいけどお尻めくりしかないよね
手からみかんが落ちた
私の目から涙が溢れ出てとまらなくなっていた。
「おとうしゃん・・・・」私はそう声に出していた
家庭を持ち2人の子供の母親である私が幼子に戻った瞬間だった。
私の頭の中を走馬灯のように父との楽しかった思い出が駆け巡る
初めての夜の居酒屋、初めての餃子、初めての平昌閉会式、父が迷子になったアメ横。黄色い靴を買ってもらって嬉しかった
イオンで駄々をこねて泣きじゃくる私をみかねて父がリボ払いで買ってくれたピンクの車
初めて自分でウンチできた日のすき焼きパーティー。まだまだいっぱい数え切れない思い出がある
なんで?なんでここに?我慢出来ずに父に駆け寄ろうとした私の足に幼い2人の子供たちがしがみついていた。
「おかぁしゃんどうちたの?お目々からお水が出てましゅよ?拭いてあげまちゅね」
「あれあれ?お母さんのお目々は魔法の水道なんだよー。凄いでしょう!うふふ」
「さあ、シンシンばあばんちに遊びに行きましょうね」
「わーい!バァババァバだいちゅき!」
私はよちよち歩きの子供たちに微笑んだ。
結浜ちゃんも目に涙をいっぱいためて私に微笑んでくれていた。
「おとうしゃん」シャン子はしあわせです。
。・゜・(ノД`)・゜・。
父が迷子とリボ払いで笑うw
いい話なのにまず笑いが来るw
>>352
まだ赤ちゃんなむすめを居酒屋に連れて行ったり迷子になったりリボ払いするくらいの経済状況らしいのにシャン子のお宝のぬいぐるみは高額になっちゃったやつをサイトから買ったりww
父マヌケすぎてかわいい 泣ける